Department of Gastroenterology

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第46回 日本肝臓学会総会

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消化器病の先進的診断・治療、教育体制の充実に取り組みます。

診療の概要-主要診療内容-(Medical examination)

上野義之教授のもと、医局員一同、患者さんの立場に立った診療を心がけております。

1) 肝臓疾患診療グループ
主に、急性・慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌、肝硬変に伴う合併症(食道・胃静脈瘤、腹水、肝性脳症等)などの、肝疾患の診療に取り組んでいます

C型慢性肝炎に対する直接作用型抗ウイルス剤や,B型慢性肝炎に対するインターフェロンや核酸アナログ製剤を用いた抗ウイルス療法などを行っており、良好な成績が得られています.劇症肝炎に対しても集学的治療を行っております.

肝細胞癌(HCC)に対して、経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA),経カテーテル的肝動脈化学塞栓術(TACE)を中心に,経皮的エタノール局注療法(PEIT),肝動注化学療法(HAIC)などの内科的治療を行っております.

食道胃静脈瘤に対して、内視鏡的硬化療法(EIS),内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)の他、EISEVLを組み合わせた内視鏡的静脈瘤硬化結紮術(EISL)も行っております。また、再発予防にアルゴンプラズマ凝固(APC)による地固め療法を行っております。孤立性胃静脈瘤に対して、バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)などを行っております.

最近のトピックスであるNASH(非アルコール性脂肪肝炎),NAFLD(非アルコール性脂肪肝疾患)等に関しても 専門的な立場から,診断・治療を行っております.

診療実績

2023

 

2024

 

2025

 

肝生検(腫瘍生検も含む)

58

 

64

 

70

 

ラジオ波焼灼療法

38

 

53

 

74

 

内視鏡的硬化療法

42

 

44

 

40

 

内視鏡的静脈瘤結紮術

10

 

10

 

15

 

 




2) 消化管疾患診療グループ
全消化管(食道・胃・小腸(十二指腸、空・回腸)・大腸)疾患の診療に取り組んでおります. 対象疾患は食道がん,胃食道逆流症,逆流性食道炎,好酸球性食道炎,食道アカラシア,胃がん・腺腫,消化性潰瘍,ヘリコバクターピロリ感染症,機能性胃腸症, 大腸がん・腺腫,過敏性腸症候群,家族性大腸腺腫症,リンチ症候群,Peutz-Jeghers症候群,Cowden病,家族性地中海熱,潰瘍性大腸炎,クローン病,腸管ベーチェット, 非特異性多発小腸潰瘍症(CEAS),薬剤性消化管障害,放射線性消化管障害など多岐にわたります.

最新の内視鏡システムが導入されており, 特殊光や拡大内視鏡,超音波内視鏡を用いた詳細な内視鏡診断を行っております. また,検査の苦痛軽減に配慮し,細径(経鼻)内視鏡検査も行っております.

消化管(主に食道,胃,大腸)の早期癌に対して内視鏡的治療を行っております. 当科では,従来から大きな病変でも一括切除可能な粘膜切開剥離法(ESD)による内視鏡的切除を積極的に行っており,良好な治療成績が得られています.

胃がんや消化性潰瘍の原因であるヘリコバクターピロリ菌の除菌療法を行っています. 最近の薬剤を用いた一次除菌率は90%を越えます.またMALTリンパ腫に対する除菌療法及び集学的治療を行っております.

近年増加傾向である大腸ポリープは,外来で内視鏡切除が可能です.持病や内服薬,ポリープの大きさや部位によっては入院で行うこともあります.

炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)に対する5-ASA製剤や生物学的製剤,ステロイド・免疫調整薬,(在宅)栄養療法, 顆粒球除去療法(外来でも実施可能)を使用する治療を,QOLに配慮しながら行っております.難治例に対する集学的治療も行っております.

最新のカプセル内視鏡,ダブルバルーン小腸内視鏡による小腸疾患の診断と治療を行っております.実施件数は山形県内でトップを誇ります.

診療実績

上部消化管内視鏡

2023

 

2024

 

2025

 

上部消化管内視鏡検査数

3379

 

3669

 

3315

 

・経鼻内視鏡

565

 

571

 

596

 

ポリープ・粘膜切除術

7

 

16

 

14

 

・粘膜切開剥離(ESD)

120

 

111

 

129

 

・十二指腸粘膜切除術

7

 

10

 

20

 

 

下部消化管内視鏡

2023

 

2024

 

2025

 

下部消化管内視鏡検査数

1875

 

1892

 

1991

 

ポリープ・粘膜切除術

249

 

210

 

293

 

・粘膜切開剥離(ESD)

61

 

50

 

66

 

 

小腸内視鏡

2023

 

2024

 

2025

 

バルーン小腸内視鏡検査数

16

 

19

 

26

 

カプセル小腸内視鏡検査数

60

 

60

 

67

 

 



3) 膵/胆道疾患診療グループ
胆道疾患:胆石症,胆嚢・胆管炎,胆嚢・胆管癌,原発性硬化性胆管炎,膵疾患:急性膵炎,慢性膵炎,自己免疫性膵炎、膵癌、膵嚢胞性腫瘍(膵管内乳頭粘液性腫瘍、粘液産生性嚢胞腫瘍など)の治療に取り組んでいます.

膵臓・胆道疾患に対する画像診断:放射線科との協力で腹部CT・腹部MRI・並びにPET-CTなどの画像診断に力を入れております。内視鏡を用いた診断では、内視鏡的膵管・胆管造影検査、超音波内視鏡検査があります.特に,超音波内視鏡検査は電子ラジアル式内視鏡を導入し、高画質で各疾患の精密診断に必須の検査法となっており、膵臓・胆道病変の早期発見と良悪性の鑑別に威力を発揮します.

内視鏡を用いた治療:内視鏡的膵管・胆管造影検査の技術を用い,膵臓疾患,胆道疾患に対する治療を積極的に行っています.悪性胆道狭窄に対する胆管ステント留置術や、慢性膵炎や膵仮性嚢胞に対する膵管ステント留置術を多数例施行しております.

 超音波内視鏡下に、膵胆道系腫瘍や消化管粘膜下腫瘍、腫脹リンパ節に対して穿刺吸引細胞診・生検を行い、組織診断を行っています。また、超音波内視鏡を用いた膵仮性嚢胞ドレナージや肝膿瘍ドレナージなどの治療も行っています.

膵臓・胆道悪性腫瘍に対する化学療法:当科では,最新のエビデンスに基づいた化学療法を患者さんに提供しております.また,患者さんのQuality of life(QOL)に寄与できるように,外来で施行可能な化学療法を行っております.

診療実績

2023

 

2024

 

2025

 

内視鏡的膵管・胆管造影検査

370

 

353

 

371

 

・乳頭切開術

79

 

92

 

96

 

・管腔内超音波検査

25

 

33

 

24

 

・経鼻胆道ドレナージ

63

 

54

 

38

 

・胆管ステント留置

101

 

102

 

136

 

 (ERBD/EMS)

(76/25)

 

(82/20)

 

(114/22)

 

 ・膵管ステント留置

17

 

23

 

26

 

超音波内視鏡検査(胆膵)

328

 

326

 

319

 

超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診

67

 

66

 

93

 

超音波内視鏡下瘻孔形成術

5

 

22

 

47

 

 



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