メッセージ / センター幹部挨拶

病院長 挨拶
土谷 順彦

 研修先を検討中の学生の皆さんや、専門研修先をお探しの研修医の皆さん、当院の卒後臨床研修センターのホームページへようこそお越しくださいました。山形大学医学部附属病院では、研修を行ううえで理想的な環境を提供しています。当院の特徴を詳しく記載しておりますので、研修先を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

 1.最先端の施設・設備があること。
 山形大学医学部附属病院では世界最先端の医療機器を数多く導入し、地域住民に高度な医療を提供しています。特に2021年に開所した東日本重粒子センターには、これまで東北地方を中心に1,500名以上の患者さんが治療のために訪れています。手術室では、手術支援ロボットda Vinci®が2台稼働しており、2024年には東北・北海道で初めて人工関節置換術の支援システムMako®を導入しました。ハイブリッド手術室では、経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)等の最新の治療が実施されています。その他、歩行支援ロボットHAL®やVR装置KAGURA®を使用した高度なリハビリテーションが行われ、東北では2施設目となるCAR-T細胞療法を導入しています。また、がんゲノムパネル検査の結果に基づいて適切な薬剤を推奨するエキスパートパネルという検討会を開催できる、がんゲノム医療拠点病院の指定を受けています。このような先進的な医療に直接触れながら研修を行うことができます。

 2.先進的な組織運営がなされていること。
 病棟では“実質的”な臓器別診療体制が敷かれています。例えば「循環器病センター」では循環器内科と心臓血管外科が協力して心血管病の診療を行っています。病室も区別なく使用しており、看護体制も共通です。名ばかりのセンターではありません。キャンサー・トリートメントボード(がん治療会議)も他施設に先駆けて導入しました。これは放射線治療専門医、がん化学療法専門医、内科医、外科医、薬剤師などの医療スタッフが一同に会してがん患者さんの治療方針について総合的に議論する場です。呼吸器、消化管、乳腺など13部門に分かれており、定期的に、必要に応じて随時に会議が開催されます(医学部がんセンター)。このように診療科間の連携が進んでおり、高度な診療レベルの基盤となっています。

 3.県内外医療機関との連携体制が確立していること。
 蔵王協議会の関連病院会には、県内の殆どすべての病院が参加しており、診療面のみならず教育、研究面においても密接な協力体制が確立しています。大学病院と関連市中病院との連携による「たすき掛け研修」では、幅広い偏りのない研修を行うことができます。山形県医師会による臨床研修医症例報告会などへの協力により、オール山形で将来のキャリア形成をサポートできるよう取り組んでいます。

 最後になりますが山形大学医学部附属病院のスタッフは学生や若手医療人の教育に熱心に取り組んでいます。今春から皆さんが山形大学医学部附属病院の一員となってくれることを期待しています。
病院長写真

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