Suzuki Akihito
鈴木 昭仁
教授
平成7年 弘前大学卒 医学博士
分子精神医学・臨床精神薬理学
山梨県出身
2023年1月1日付で山形大学医学部精神医学講座の教授に就任いたしました。本講座は1976年に開設され、初代教授が十束支郎先生、2代目が大谷浩一先生、私が3代目となります。先達の先生方は、多くの優れた医療人を育成し、山形県の精神科医療の発展に貢献してこられました。私は浅識非才の身でありますが、本講座をさらに発展させていくために精進したいと思います。
山形大学医学部精神医学講座は、良質な精神科医療を提供すること、優秀な精神科医を育成すること、世界に情報を発信できる研究を行うこと、との基本方針で運営が行われてきました。国立大学医学部の役割は、いうまでもなく「教育」、「研究」、「臨床」であり、私はこの方針を基本的に引き継ぎたいと考えております。そのうえで、私は教育をメインとして捉え、良い精神科医を育てることを重視したいと考えております。良い精神科医の育成は地域の精神科医療の貢献につながるとともに、人材の育成によって新たなアイデアや発想が生まれ、より高度で先進的な研究を行うことができ、学問や社会全体の発展につながると信じています。
精神医学は、遺伝学、神経化学や脳画像法を用いてうつ病、統合失調症や認知症の原因や治療法を研究する分野や、認知行動療法などの心理的な側面を研究する分野、および、社会的孤立や学校・職場でのストレスなどの社会的側面を検討する分野などにおいて、常に新しい知見や手法が発見されており、非常に幅が広く魅力的な領域であります。私はこの精神医学の魅力や楽しさを学生や研修医に伝えていきたいと思います。また、医療の知識や経験を伝えていくためには古典的ではありますがマンツーマンでの指導が重要であると考えます。そのため、精神科志望の研修医に対しては、部下が相談できずに悩みを抱え込んでしまわないようメンター制を提供しつつ、実践主義に基づいたオーベン・ネーベン制を用いて指導を行い、精神保健指定医と日本精神神経学会専門医の取得を必要最低限の目標と設定して指導を行っていきたいと思います。
研究に関しましては、児童青年期精神医学、老年精神医学、生物学的精神医学の3つの専門領域の指導医がそれぞれのグループに分かれて研究を行い、先進的な研究成果を生み出しています。今後も、これらの分野での研究を積極的に進め、先進的な治療法の開発や、精神疾患の予防・早期発見につながる研究を行いたいと考えています。また、本講座ではそれぞれの分野で研修を積むことにより、子どものこころ専門医、老年精神医学専門医、臨床精神薬理学専門医のサブスペシャルティを取得する体制を整えています。
本講座は精神科救急や難治性精神疾患の診療や研究を行いたいとの精神医学分野の最前線に立つ若い人材を言うまでもなく募集しております。一方で、精神医学は多岐な分野を内包し、子育て中の医師や他科を勉強された医師の経験や知識が多くの場面で有用となります。そのため、これらの多彩な人材を受け入れることが出来る働きやすく、間口が広く魅力的な体制づくりをしていきたいと考えております。
最後に、精神医学は、臨床や研究どちらの面においても、非常に奥が深く、やりがいがある分野であります。多くの学生や研修医に、私たちの精神医学講座に参加して頂き仲間に加わってくれることを楽しみにしています。興味のある方は、ご気軽に医局にいらして下さい。
山形大学医学部精神医学講座は、良質な精神科医療を提供すること、優秀な精神科医を育成すること、世界に情報を発信できる研究を行うこと、との基本方針で運営が行われてきました。国立大学医学部の役割は、いうまでもなく「教育」、「研究」、「臨床」であり、私はこの方針を基本的に引き継ぎたいと考えております。そのうえで、私は教育をメインとして捉え、良い精神科医を育てることを重視したいと考えております。良い精神科医の育成は地域の精神科医療の貢献につながるとともに、人材の育成によって新たなアイデアや発想が生まれ、より高度で先進的な研究を行うことができ、学問や社会全体の発展につながると信じています。
精神医学は、遺伝学、神経化学や脳画像法を用いてうつ病、統合失調症や認知症の原因や治療法を研究する分野や、認知行動療法などの心理的な側面を研究する分野、および、社会的孤立や学校・職場でのストレスなどの社会的側面を検討する分野などにおいて、常に新しい知見や手法が発見されており、非常に幅が広く魅力的な領域であります。私はこの精神医学の魅力や楽しさを学生や研修医に伝えていきたいと思います。また、医療の知識や経験を伝えていくためには古典的ではありますがマンツーマンでの指導が重要であると考えます。そのため、精神科志望の研修医に対しては、部下が相談できずに悩みを抱え込んでしまわないようメンター制を提供しつつ、実践主義に基づいたオーベン・ネーベン制を用いて指導を行い、精神保健指定医と日本精神神経学会専門医の取得を必要最低限の目標と設定して指導を行っていきたいと思います。
研究に関しましては、児童青年期精神医学、老年精神医学、生物学的精神医学の3つの専門領域の指導医がそれぞれのグループに分かれて研究を行い、先進的な研究成果を生み出しています。今後も、これらの分野での研究を積極的に進め、先進的な治療法の開発や、精神疾患の予防・早期発見につながる研究を行いたいと考えています。また、本講座ではそれぞれの分野で研修を積むことにより、子どものこころ専門医、老年精神医学専門医、臨床精神薬理学専門医のサブスペシャルティを取得する体制を整えています。
本講座は精神科救急や難治性精神疾患の診療や研究を行いたいとの精神医学分野の最前線に立つ若い人材を言うまでもなく募集しております。一方で、精神医学は多岐な分野を内包し、子育て中の医師や他科を勉強された医師の経験や知識が多くの場面で有用となります。そのため、これらの多彩な人材を受け入れることが出来る働きやすく、間口が広く魅力的な体制づくりをしていきたいと考えております。
最後に、精神医学は、臨床や研究どちらの面においても、非常に奥が深く、やりがいがある分野であります。多くの学生や研修医に、私たちの精神医学講座に参加して頂き仲間に加わってくれることを楽しみにしています。興味のある方は、ご気軽に医局にいらして下さい。
2023年3月3日
鈴木昭仁
精神医学講座