ごあいさつ

ホームセンターについてごあいさつ
嘉山 孝正

山形大学顧問
山形大学名誉教授
山形大学医学部東日本重粒子センター
名誉センター長
国立がん研究センター名誉総長

嘉山 孝正

「最良の先端医療を求めて」

山形大学医学部では、2005年から重粒子線治療装置の導入を計画し、2012年4月に「山形大学重粒子線がん治療施設設置準備室」を設置、補正予算獲得後の2015年に「次世代型重粒子線治療装置研究開発室」、2019年に「山形大学医学部東日本重粒子センター運営委員会」と改め、重粒子線がん治療の未来を見据えた「次世代の重粒子線がん治療システム; 山形モデル」の研究開発に取り組んでまいりました。
重粒子線がん治療は、日本の優れた“がん医療”と科学技術の融合により実用化された放射線がん治療です。患者さんやご家族が安心して治療に専念できる態勢、一人一人に最適な治療方針、未来の治療を切り開くための挑戦、予防につながる研究…。
2017年には医学部キャンパス内で施設の建設工事が始まり、2019年に竣工。2021年の診療開始を目指し、計画に基づき着実に準備を進めております。
本プロジェクトに対する地元の期待は大きく、山形県、山形市、東根市をはじめ35市町村や、東北経済連合会、地元一般企業や個人の方からも多大な支援や絶え間ない声援が寄せられ、皆さまのご厚意に心から感謝いたすとともに、東北圏総意のプロジェクトであることの責任を実感しております。
日本で生まれた重粒子線がん治療を、ここ山形から広く海外へ発信していきたいと考えております。今後も皆さまのご支援をよろしくお願いします。


上野 義之

山形大学医学部長
山形大学医学部東日本重粒子センター
運営委員会委員長

上野 義之

「照射開始にあたって」

山形大学医学部では嘉山孝正名誉教授が医学部長であられた2005年に重粒子線照射装置の導入を計画し2015年に補正予算を獲得して以来一歩一歩整備を進めてきました。そして世界で3台目となる回転ガントリーを備え附属病院に隣接するコンパクトな山形モデルを導入しました。新規の技術を導入するには、予想しない幾多の試練や困難がありましたが、関連する設計・施工業者をはじめ関係者が一丸となって対処することにより附属病院に隣接する形で無事完成し、2020年12月に開所式を迎えました。この実現には関係者の努力のみならず、関係官庁、そして山形県、山形市をはじめとする地元の市町村、数多くの地元の企業や個人からのご支援が不可欠でした。東北・北海道で唯一となる立派な装置をいかに有効に用いて未来の医療を創ることに貢献するか、ということは私ども山形大学医学部に課せられた大きな使命です。感謝の気持ちとその責任の重さ、そしてこれからの次世代の医療を創っていくという夢と希望で私ども山形大学医学部は満ちています。これからも皆様の一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。


根本 建二

山形大学理事(評価、病院、財務担当)
・副学長
山形大学医学部東日本重粒子センター長

根本 建二

「東北・北海道初の重粒子線治療施設として」

山形大学医学部東日本重粒子センターは、東北・北海道では初めての重粒子線治療施設です。施設は重粒子線治療施設としては大変コンパクトで、大学病院と直接結ばれており、総合病院の医療資源をフルに活用した重粒子線治療が可能です。また、360度自由な方向から重粒子を照射することができる回転ガントリーという仕組みを備えており、患者さんは常に楽な姿勢で治療を受けることができます。国が定めたがん対策基本法では、居住する地域によらず適切ながん治療をうけることができることが求められていますが、山形県のみならず、広く東北・北海道、国内外のがん患者さんに東日本重粒子センターを利用していただくこと望んでおります。