巨大地震・大津波に被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 平成23年3月11日に東北地方から関東地方にかけて巨大地震が発生し、沿岸は大津波に襲われました。山形の地は大きく揺れはしたものの、教室ではけが人が無く設備の損傷も免れることが出来ました。
 しかしながら、蔵王連峰のすぐ向こう側の宮城県をはじめ、福島県や岩手県の海辺の町では、津波に呑まれた方々がたくさん居られることを思うと、悲しい気持ちになります。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 過去から現在まで津波や高潮による悲劇は繰り返され、歌や詩に詠まれています。その一つ、丸山薫の詩を紹介します。
名古屋市港区南陽町
−伊勢湾大風直後に−
丸山薫
台所から浮き上がったサンマたちが
窓から路地に流れ出し
それらは生き返って 電柱をかしぐ往来を
ぴちぴち 河口へ海へ泳いでいった
渦巻く濁水の底で
一瞬 魚たちと魂の入れかわった
女が
子供が
老人が
あっちにもこっちにも浮かんで出て
たそがれの 声を呑んだ軒下を
今日も筏に曳かれてとおる
明日は太陽の下で焼かれるだろう
平成23年3月24日
藤井 聡

過去の教授挨拶

住所:〒990-9585 山形市飯田西2-2-2
電話:(023)628-5219、FAX:(023)628-5221
Copyright (C) 1998- 山形大学医学部 生理学講座  掲載内容の無断転載を禁じます。