| 平成22年の春を迎えて | |||||
| 平成22年4月20日 | |||||
| サクラサク | |||||
| 北国山形の地にも春がやってきました。私達、生理学教室に助教として2名入りました。後藤純一君は東京大学教養学部を卒業後、 同大学医学研究科を修了し、さらに理化学研究所脳科学研究センター(BSI)に勤務しました。後藤君は若き俊才です。杉田誠君は、本学 医学科卒業後、12年間に渡り整形外科臨床医として頑固に実地医療に徹してきました。学問を志して我が教室に入らんとする杉田君の意気 たるや、「少年の大志、未だ衰えず」というところでしょう。ちなみに、私が本格的に生理学を学び始めたのは35歳の時でした。私たちの 貧乏所帯に敢えて加わるという2名の暴挙、いや、壮挙に応えるべく、私は新たな決意に迫られております。状況はそれを許すのでしょう か? | ![]() |
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| 散る桜 残る桜も 散る桜 | |||||
| 良寛 | |||||
| 晩年の良寛和尚は越後国上寺(新潟県燕市)より1日に玄米五合を給され、同寺の小さな庵で修行と芸術に勤しんでおりました。
『堂宇間数 間口弐間 奥行九尺』ということは間口 3m64p、奥行は 2m73pということで、いわゆる畳6帖の面積です。我
が教室もこれに近い状態です。大学院生千田君、助教藤原・後藤両君がゼミナール室の一角を各人のスペースとし、お互いにパーティシ
ョンで仕切ったために「漫画喫茶」状態になりました。彼等もそれぞれの五合庵で修行していただくことになります。問題は、現在は整
形外科講座で修行中である杉田君が教室で本格修行する秋以降です。現在の「リクライニング個室」が「スタンダードディスク」になる
恐れがあります。 五合の枡に一升の米は入りません。私自身も五合枡のようなもので、別の意味で「五合庵」を自負しております。医学科は急な学生 定員増で学生が教室に目いっぱいに詰め込まれている状態になりました。それに比べ、大学側のマンパワーの不足は明らかで、施設 整備の立ち遅れ、施設自体や実習機器の老巧化が目立ちます。そして、教育や研究水準の大幅な低下が喫緊の問題として懸念される ようになってきました。この窮地を救うものは「人材」であることに他なりません。若き俊才らの活躍に期待しているところです。 |
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| 合掌 | |||||
| 五合庵 藤井 聰 | |||||
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| 過去の教授挨拶 |
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