目指すキャリアパス

がん看護専門看護師

私は頭頸部がんのターミナル患者さんが痛みや息苦しさの他に、会話や摂食に関わる障害を持ちながら生き抜く姿をみて、がん看護専門看護師を目指し取得しました。
現在は、患者さんへの直接ケアだけでなく、スタッフへの教育的な関わりを通してがん看護の底上げに貢献しています。また、がん患者相談室では、治療やセカンドオピニオン、副作用症状への対応、日常生活上の困りごと、精神的不安などに対応し、患者さんとその家族がその人らしく生活できるよう、共に考えていくことを心がけています。

精神看護専門看護師

私は看護師として働きながら大学院の修士課程に通い、専門看護師の受験資格を取得しました。精神看護専門看護師の取得は難しく、半ば諦めかけていましたが、看護部からの支援を頂き、今年度再び精神専門看護師の受験にチャレンジし、合格することができました。諦めず思い続ければ、望むキャリアを積むことができます。今後は、精神的ケアなどで困っていることを一緒に考えていきましょう。さらに、生涯をかけて看護を極めていきたいと思います。

救急看護認定看護師

救急看護は、多種、多様な疾患、外傷を有する患者さんやご家族が対象です。様々な場面の少ない情報から病態をアセスメントし、緊急度、重症度を基軸として、症状変化をとらえた迅速な対応が求められます。医療チームで即時対応して重症化を防ぎ、社会復帰を見据え患者さんの回復に繋がる看護を提供できるように活動しています。そして、看護師が自信を持って急変対応できるように、院内外へ救急看護セミナーを開催し、看護師のスキルアップを目指しています。

皮膚・排泄ケア認定看護師

皮膚・排泄ケア認定看護師は、褥瘡ケアを中心にチームで活動しています。褥瘡ケアでは、病棟をラウンドし褥瘡リンクナースと連携を図りながら直接患者さんのケアを行っています。また、褥瘡予防のためのアセスメントや褥瘡の早期改善に向けた指導を行っています。
今年は、医療機器関連圧迫創傷の撲滅に向けて日々励んでいるところです。その他にも、ストーマケア、創傷ケア、失禁ケアなどを行っていています。

集中ケア看護認定看護師

集中ケア認定看護師は、1)生命の危険な状態にある患者様の状態の変化を予測して、状態悪化を予防すること、2)治療中の筋力低下・肺炎などの予防を行うこと、3)早期に廃用症候群の2次的予防や回復のための体位調整や摂食嚥下訓練などのリハビリテーションなどを行っております。
また、命の危険が迫っている患者さん・患者さんを支えるご家族が抱える不安や心配事について寄り添い、それらを軽減できるように看護していきます。

緩和ケア認定看護師

緩和ケア看護師は、がん患者さんの痛み、呼吸困難、吐き気など様々な症状による身体的苦痛や気持ちの辛さへの支援を行っています。患者さんとご家族がその人らしく『生きる』ことを目標に、チーム医療がスムーズにいくように、専門の医師や薬剤師・がん関連の認定看護師・ソーシャルワーカー・病棟スタッフと連携を図っています。
また、がん看護の研修講師、看護学生の講義を行い、看護師教育にも携わっています。

がん化学療法看護認定看護師

私たちは、がん化学療法を受ける患者さんやご家族の状況に寄り添い、心理的・身体的サポートを行っています。また、外来と病棟で連携をとり、継続した治療が受けられるようにケアの実践を行っています。
患者さんや家族の方が、病気とうまく付き合いながら生活していけるように一緒に考えていきます。患者さんにとって、化学療法は治療の根本である半面、「嫌なこと、辛いこと」でもあり、自分のためだけではなく、ご家族や愛する人のために頑張っている患者さんたちを我々は全力で支えて行きます。

がん性疼痛看護認定看護師

がん患者さんが体験する痛みは、日常生活に大きな影響を与えます。身体的な痛みに加えて、心の痛みやご家族や仕事に関する様々な不安が痛みに影響を与えます。
がん性疼痛看護認定看護師は、そのような痛みに対し、専門的な知識と技術によって痛みのマネジメントを行い、患者さんやご家族の自己決定権を尊重し、全人的な苦痛の緩和に努めます。また、緩和ケアチームの一員として他の職種とも協働し、組織横断的に患者さんの生活の質を維持向上できるよう支援しています。

感染管理認定看護師

感染管理認定看護師は、患者さん・医療従事者・施設に出入りする全ての人を対象に、「感染を拡げない!」を目標に日々活動しています。そして、感染管理教育や感染防止技術、職業感染防止、サーベイランス等々、多岐に渡り取り組んでいます。
また、部署ごとに任命されたリンクナースと協働し、感染対策および防止活動に取り組んでいます。今後も、アウトブレイクのない病院環境を基本とし、多職種および院内全体で取り組んでいきます。

糖尿病看護認定看護師

糖尿病を持つ人が、健康な人と変わらない寿命とクオリティ・オブ・ライフを維持すること、糖尿病を持つことで、やりたいことを諦めることがないような看護を常に意識しています。患者さんの生活を、共に考えることで、私自身も学ばせてもらっています。現在は糖尿病療養指導士と共に、糖尿病看護に関するスタッフ教育や病棟での患者さんとの関わりを中心として活動を行うほか、糖尿病透析予防外来の活動も行っています。

不妊症看護認定看護師

不妊症看護認定看護師は、不妊で悩まれている方々の治療に伴うストレスを少しでも減らすことができるようお手伝いしております。治療に、迷った時、気持ちの整理を行いたい時など、お気軽にご相談ください。
また、助産師として治療を経て妊娠した方の出産・育児への支援もおこなっております。さらに月経や月経周期にまつわる体調の悩みやがん治療や手術に伴う性の悩みについての相談など女性のヘルスサポートもおこなっております。

手術看護認定看護師

周手術期看護は、手術患者が手術医療を選択した時から始まります。術前からの心理支援や術中に起こりうる合併症のリスクを予測し、安全で安楽な手術を受けることができるように看護を提供し、順調な術後回復を促進するために日々努力しています。大学病院は、高度先進的医療を患者に提供する使命があります。日々進歩する高度で低侵襲な手術に対応できるよう、スタッフ育成にも力を入れています。

乳がん看護認定看護師

2016年に乳がん看護認定看護師の資格を取得しました。日本人女性では乳がんにかかる人の数は増加傾向にあり、特に40歳代から乳がんにかかる危険性が高くなると言われています。この年代は、仕事や家庭でも大切な役割を果たしており、乳がんにかかることで日常生活にも影響が生じてきます。
乳がん看護認定看護師は、乳がん患者さんとご家族が抱えている困難について、一緒に考え、解決の手助けができるよう支援を行っていきます。

摂食・嚥下障害看護認定看護師

摂食・嚥下障害看護認定看護師は、院内の栄養サポートチームの一員として活動しています。主に、飲み込みの悪い患者さんの状態を評価し、嚥下訓練の方法や安全に食べる方法を提案します。そして、『たべられる口』を維持するために口腔ケアの推進をしています。また、チームとして、患者さんの栄養評価を行い、栄養状態や免疫力を高めて早期に退院できるように活動しています。患者さんやご家族の「食べたい」「食べさせたい」という思いに寄り添う看護を提供していきます。

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の資格を取得し、脳神経外科病棟で勤務しています。活動内容は、脳卒中患者の発症直後から在宅におけるまでその人らしい生活の再構築ができるような回復支援や脳卒中の発症・再発予防にむけた指導や相談を行っています。
患者さんのもっている強さや可能性は無限です。自然の治癒力や残された機能を最大限に引き出せるように、患者さんや家族、そして多職種と連携し一緒に生活の再構築を目指しています。

がん放射線療法看護認定看護師

私たちは、放射線療法を受ける患者さんやご家族、それを支える看護師が治療への理解を深められ、安全に治療が完遂できるように支援しています。治療に対する不安の軽減、治療による有害事象を最小限にするための症状の予測や出現に合わせた適切なケアの実践、患者のセルフケア支援、患者を支える家族のサポートをしています。今後の重粒子線治療装置設置により、私たちが果たす役割は大きく、患者さんやご家族に寄り添い安心して治療に臨めるようにサポートをしていきます。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師

慢性呼吸器疾患看護認定看護師は、呼吸困難のある患者が在宅で病状に応じた自己管理ができるよう支援しています。
院内の呼吸器疾患患者の呼吸器看護では、NPPVのマスクフィッティングについて皮膚・排泄ケア認定看護師と協同し褥瘡予防についての活動を行っています。その活動は、患者さんにとって安全かつ安楽なケアに役立つ看護が院内統一してできることに充実感を得ています。
まだ、数の少ない分野ではありますが、一緒に活動していきましょう。

新生児集中ケア認定看護師

NICUでは、急性期にあるハイリスク新生児の病態変化を予測した重篤化の予防、および生理学的安定と発育促進のためのケアを行っています。患児のサインを見逃さず、よりよい成長発達を遂げられるよう、医師・コメディカルと協働しながら、出生直後からご家族を支え、安心して過ごせるよう、優しくきめ細やかなケア提供を目指しています。そのため、新生児集中ケア認定看護師として、看護の質向上を目指し、スタッフ教育・実践に取り組んでいます。

精神科身体合併症看護認定看護師

総合病院の精神科として様々な身体合併症を持った精神疾患を有する患者を多く受け入れており、日々スタッフ教育・指導を行っております。また、2015年から精神科リエゾンチーム活動を始め、身体科病棟に入院している精神疾患を持つ患者、精神症状が出現している患者のメンタル面に関わり、現場との連携を図りながらさらに質の高い看護を目指しております。

日本臨床薬理学会認定CRC

私たち日本臨床薬理学会認定CRCは、被験者ケアやスケジュール管理をはじめ医師の業務補助や製薬会社との窓口等々多岐にわたって活動しています。CRCには、被験者の安全を確保するため、常に細心の観察力が求められています。また被験者の一番身近な相談役になり、安心して治験にご参加頂けるよう他部門とも情報を共有しながら頑張っています。
自ら関わった薬が承認された時、ご参加頂いた被験者に改めて感謝しつつ達成感と喜びを感じられるのがCRCの魅力です。