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山形大学大学院 医学系研究科には,この4月から新たに本独立専攻が新設されました。
我が国は未曾有の高齢化社会を迎え、勤労人口の減少、高齢者の福祉及び医療の経済的負担の増大と財源の縮小など、全ての社会活動はこの状況に規定されつつあります。またそれと表裏の関係にある若年世代の将来への不安は増加の一途をたどっています。
このような社会情勢の中、本専攻は、生命と環境の関わりを理解し、社会構造の変化に医療・行政・福祉の立場から柔軟に対応して、人の一生を包括的にサポートすることにより、健康で豊かな生活を可能にする戦略を探求するために設置されました。総合大学である本学の特長を生かして、医療分野に限定することなく、人文社会科学、工学、福祉など様々な分野の研究者が集まり、究極的に学際的な研究組織を構築することより、上記課題の有効で具体的な解決を目指します。
すなわち本専攻では、これらの研究者が有機的に結合して地域に密着した最先端の研究を展開し、上記課題の解決を図っていくとともに、その研究成果を基に、研究の推進を実践する人材を育成することを最大の使命としております。主な教育目標としては、
1.高度な生命倫理観を備えた人間性豊かな人材の育成
2.学際的環境を整備することによる、広範な基礎的能力の上に創造力、応用力、実行力を合わせ持つ人材の育成
3.最先端の知識・技術を習得できる体制の整備を通した、国際的な競争力を持つ人材の育成
4.独創的な研究を展開し、地域社会に貢献できる人材の育成
を掲げており、これらの目標達成のために、医学部出身者のみならず、人文社会科学、理学、工学、農学、パラメディカル、行政など出身学部に依存しない、生命の神秘や医療に興味を持つ幅広い分野からの学生を受け入れます。
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