東北経済連合会が東日本重粒子センターを見学
加速器産業への理解深める
2019.10.03

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嘉山孝正委員長の案内で東日本重粒子センターを見学する東北経済連合会会員
嘉山孝正委員長の案内で東日本重粒子センターを見学する東北経済連合会会員

 東北経済連合会科学技術イノベーション委員会の会員約40名が、10月3日、山形大学医学部の東日本重粒子センターを訪れました。今回の視察は、東経連が、岩手県への誘致を目指す巨大加速器「国際リニアコライダー」と加速器産業がもたらす波及効果への理解を深めることを目的に企画されました。
 見学会に先立ち、挨拶した東日本重粒子センターの嘉山孝正運営委員長は「2004年(嘉山委員長 医学部長時代)に、あと15年もすれば少子化で山形大学医学部によほどの強みがない限り存続が危ぶまれると思った。医学生に山形に残ってもらうことが重粒子線がん装置導入の目的だった」と振り返りました。導入決定後、予算確保など様々な困難を乗り越え、韓国・延世大学も導入を決めたコンパクトな重粒子線装置「山形モデル」が開発されたと説明し、世界初の病院直結型(重粒子線がん治療施設と山形大学医学部附属病院とが渡り廊下で直結)であることや、雪国の山形でも患者さんが暖かみを感じられるよう暖色系の配色としたことにも触れました。
 東経連科学技術イノベーション委員会の若井敬一郎会長は、「東北の地で最先端の重粒子線がん治療が受けられることは、東北に住む我々にとって喜ばしく、大きな力をいただける出来事。ここに至るまでのご苦労の一端をご披露いただき、今後の我々の事業推進のヒントにさせていただきたい」と挨拶しました。
 一行は、嘉山委員長や山下英俊医学部長らの案内で同センターの治療室や加速器室を見学し、治療時の照射回数や治療費、受け入れ可能な患者数などについて質問し、加速器の医療分野での活用に理解を深めました。

【挨拶】山形大学医学部東日本重粒子センター運営委員長 
								嘉山孝正医学部参与
【挨拶】山形大学医学部東日本重粒子センター運営委員長 
嘉山孝正医学部参与
【挨拶】東北経済連合会科学技術イノベーション委員会
								会長 若井敬一郎 様
【挨拶】東北経済連合会科学技術イノベーション委員会
会長 若井敬一郎 様
【装置等概略説明】山形大学医学部重粒子線医学講座 岩井岳夫教授
【装置等概略説明】山形大学医学部重粒子線医学講座
岩井岳夫教授
見学会に先立ち東日本重粒子センターの概要が説明された
見学会に先立ち東日本重粒子センターの概要が説明された
嘉山参与の案内で東日本重粒子センターを視察する
								東北経済連合会科学技術イノベーション委員会委員
嘉山参与の案内で東日本重粒子センターを視察する
東北経済連合会科学技術イノベーション委員会委員
回転ガントリー室を見学する東北経済連合会科学技術イノベーション委員会委員
回転ガントリー室を見学する
東北経済連合会科学技術イノベーション委員会委員