重粒子線がん治療施設の周知活動などを報告
先端医療国際交流推進協議会総会
2019.10.02

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サンタ・クルス病院の医師、幹部との記念撮影
山形大学医学部先端医療国際交流推進協議会総会の模様

 山形大学医学部先端医療国際交流推進協議会の総会が10月2日(水)山形医学交流会館ホールで開かれ、会員ら約50名が出席しました。同協議会は、重粒子線がん治療をはじめとする最先端医療を核とした地域振興・経済活性化のために山形大学医学部と県内の関係機関とで平成28年9月に設立されました。
 総会の議長を務めた嘉山孝正同協議会会長は、あいさつの中で、協議会会員による重粒子線がん治療施設の周知活動や山形大学医学部の先端医療への力添えに謝意を伝えました。また嘉山会長は、ALK(肺がんの遺伝子)を発見した間野博行先生の研究や本庶佑先生の免疫療法に触れ「従来のがん治療と異なり、現在は、重粒子線で細胞数を減らしてから抗がん剤を使うといった“組み合わせ”で治療できるようになった。つまり、治療の窓(バリエーション)が広がった」と述べました。
 総会では仙台市、米沢市、南陽市、三川町などで開かれた周知セミナーについて、計18回、延べ約1,600名もの参加があったことが報告されました。今後は宮城、福島などの隣県でもセミナーを開催するほか、県内においても開催地域の拡大を図り、周知に取り組むことが確認されました。また、集患サポートにむけ先進医療ローンの周知や県・市と連携して治療費補助制度の検討にも取り組むとしました。
 総会後には、今年5月に建屋が竣工した山形大学医学部東日本重粒子センターの見学会が行われ、佐藤孝弘山形市長も駆けつけました。東日本重粒子センターは来年8月の診療開始を予定しています。

議長を務めた山形大学医学部先端医療国際交流推進協議会<br>嘉山孝正 会長
議長を務めた山形大学医学部先端医療国際交流推進協議会
嘉山孝正 会長
回転ガントリー照射室を見学する山形大学医学部先端医療国際交流推進協議会会員
回転ガントリー照射室を見学する
山形大学医学部先端医療国際交流推進協議会会員
山形大学医学部東日本重粒子センター根本建二センター長の説明を受ける会員
山形大学医学部東日本重粒子センター根本建二センター長
の説明を受ける会員