山形大学医学部 重粒子線がん治療の市民公開講座を開催
2019.6.20

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質問コーナーの様子
質問コーナーの様子

 山形大学医学部東日本重粒子センターは、5月末に建屋が完成し、現在、来年8月の重粒子線がん治療開始を目指し、治療装置の最終調整段階に入っています。

 6月8日(土)、市民の皆さんに改めて重粒子線がん治療について知ってもらおうと、山形テルサにて市民公開講座『世界最先端の重粒子線がん治療を目指して』を開催し、約400名の市民が聴講しました。
 主催者として挨拶した山形大学医学部先端医療国際交流推進協議会の嘉山孝正会長(同学部参与)は、「日本人の死因は、1975年頃に脳卒中を抜き、がんが1位になった。2人に1人ががんになる時代で、がん患者数は増えている。時代の変化の中で色々な治療法が出てきた。放射線治療においては、エネルギーの違いなどから治療後の再発など限界があったが、それらを乗り越えたのが重粒子線がん治療だと考えている」と述べました。
 また、基調講演では、根本建二東日本重粒子センター長(同学部附属病院長)が「重粒子線治療とは」と題し講演を行い、その特長について「①効果が大きく副作用が少ない②従来の放射線治療で効かなかったがんにも効果がある③治療期間が短い」と説明しました。
 次いで行われたパネルディスカッションでは、最先端のがん治療に携わる専門医5名が肺がん、乳がん、消化器がん、子宮がん、血液のがんについてそれぞれ解説し、最後に会場からの質問に答えました。

主催者挨拶 山形大学医学部先端医療国際交流推進協議会 会長 嘉山孝正医学部参与
主催者挨拶
山形大学医学部先端医療国際交流推進協議会 会長
嘉山孝正医学部参与
基調講演 山形大学医学部東日本重粒子センター長 根本建二医学部附属病院長
基調講演 山形大学医学部東日本重粒子センター長
根本建二医学部附属病院長
パネルディスカッション 肺がんについて 山形大学医学部附属病院第一内科 講師 井上純人
パネルディスカッション 肺がんについて
山形大学医学部附属病院第一内科 講師 井上純人
パネルディスカッション 乳がんについて 山形大学医学部外科学第一講座 准教授 蜂谷修
パネルディスカッション 乳がんについて
山形大学医学部外科学第一講座 准教授 蜂谷修
パネルディスカッション 消化器がんについて 山形大学医学部内科学第二講座 准教授 牧野直彦
パネルディスカッション 消化器がんについて
山形大学医学部内科学第二講座 准教授 牧野直彦
パネルディスカッション 子宮がんについて 山形大学医学部附属病院産科婦人科 講師 太田剛
パネルディスカッション 子宮がんについて
山形大学医学部附属病院産科婦人科 講師 太田剛
パネルディスカッション 血液のがんについて 山形大学医学部附属病院第三内科 助教 伊藤巧
パネルディスカッション 血液のがんについて
山形大学医学部附属病院第三内科 助教 伊藤巧