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1.精神科のメッセージ

山形大学医学部精神科では、症例を重視した個別指導、検討会での症例提示、学会および論文発表などを通じ、幅広い知識と高い診断・治療能力を持った責任感ある精神科医師を養成する研修を行っている。トップレベルの各専門分野の専門医資格を有する指導医から、最新の知識、技術が習得できます。現スタッフは大学病院15名(一名はイタリア・ボローニャ大留学中、一名は育児休暇中)、関連病院25名です(2014.3現在)。




2.研修内容と特徴

山形大学医学部精神科の特徴は、なによりも臨床を重視、患者さんの治療を考えた勉強・研修にあり、そのなかから研究テーマも見つけていくのがわれわれの基本姿勢である。対象となる疾患は、最近増えているうつ病圏の患者が最も多く、難治性の例が多く紹介されてくるため、臨床精神神経薬理学会専門医による薬物療法の見直し、精神療法に加えて、修正型電気けいれん療法も常時行っている。老年期についてはレビー小体型認知症や前頭側頭型認知症のような診断の難しい認知症について、最新のアミロイドPETを含む最新の画像機器を用いた診断を行っている。また児童青年期の疾患では自閉症、ADHD、摂食障害などの患者さんも常時診察している。精神科救急の分野では、精神科病院や他の総合病院では対応が困難な身体的にも精神的にも重症な患者を中心に積極的に受け入れている。他に、緩和ケアチームの一員として、また他科からのコンサルテーションを常時受け付けている。このように、多くの研修医にぜひ経験して欲しい幅広い偏りのない精神科研修を行える数少ない施設であると自負している。
大学の週間予定は、外来業務、病棟業務、関連病院への応援診療、夕方18時より、月曜日は老年精神・画像、火曜日は児童、水曜日は全体検討抄読、木曜日は臨床薬理の各勉強会がある。





3.キャリアパス・取得可能な専門医、認定医

【初期研修(2年間)】
大学病院を中心に初めに精神科を3ヶ月、その後内科、救急・麻酔科、外科などを1年、再び精神科3ヶ月、最後に県立鶴岡病院で精神科を6ヶ月研修する。
【後期研修(4年間)(卒後6年目まで)】
大学病院、②県内の総合病院精神科および心療科、③精神科病院の3つをそれぞれ1〜2年ずつ組み合わせて研修する。卒後5〜6年で精神保健指定医、精神神経学会専門医を取得できる。

【大学院(社会人大学院)】
上記の初期研修および後期研修として病院勤務しながら指導教官のもと研究・論文作成し、学位取得する社会人大学院コースが利用できる。精神科では4年間の大学院各学年1人で約3〜4名が在籍している。 

【後期研修終了後(卒後7年目以降)】
さらに、個々の専門領域(精神神経薬理、老年精神医学、児童青年期精神医学、うつ病の認知行動療法、医療観察法病棟、など)について国内外の留学等を含めて経験をつみ、あわせて各サブスペシャリティーの専門医、認定医(日本精神神経学会、日本臨床薬理学会、日本臨床精神神経薬理学会、日本老年精神医学会、日本認知症学会、日本児童青年期精神医学会などの認定施設で専門医・指導医が指導します)を取得する。
 さらにその後は、大学病院の教官として、県内各施設の部長、科長として、後輩の指導に当たる。その後、クリニック開業や精神科病院の就職する場合もある。


4.問い合わせ先
直通電話  精神科医局  023-628-5322
担当者名 医局長 川勝 忍 または 副医局長 林 博史
URL http://www.id.yamagata-u.ac.jp/NP/web/psychiatryYU/youkoso.html