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1.泌尿器科のメッセージ

泌尿器科は尿路(腎・腎盂・尿管・膀胱・尿道)と後腹膜臓器(副腎)、前立腺、精巣を扱う診療科です。泌尿器科ではこれらの臓器に対する疾患の診断から治療までを一貫して行います。治療には内科的治療のみならず外科的治療に至るまでの全ての治療を含みます。
具体的な疾患と治療は、慢性腎不全に対する腎移植、泌尿器科がん(腎臓がん・前立腺がん・膀胱がん・精巣腫瘍など)に対する手術治療、また、抗がん剤を使用した化学療法も行います。腎結石・尿管結石・膀胱結石に対する対外衝撃波、内視鏡治療、また、排尿障害に対する薬物療法、手術療法、女性泌尿器科分野(性器脱、尿失禁)や小児泌尿器科分野(先天奇形)の手術療法など非常に広い分野にわたります。
山形大学では泌尿器科領域の悪性腫瘍の診断治療、慢性腎不全に対する腎移植、また、排尿障害の治療を中心に診療を行うとともに、腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術をはじめとする先進医療の開発、実施にも取り組んでいます。


2.研修内容と特徴

山形大学腎泌尿器外科学講座では、山形大学での卒後研修を終えられた先生はもちろん、他の研修機関で修了された先生方も泌尿器科医となるための研修を受け入れます。
泌尿器科研修の第一の目標は泌尿器科医として一線の病院で活躍できるskill(技量)とknowledge(知識)を身につけ、experience(経験)を積むことです。一つの病院でこの目標の達成は困難です。このため、大学病院以外で、山形県内はもとより、全国の特色のあるいくつかの病院で研修することでバランス良くこの3つを身につけるように配慮します。
具体的な研修内容につきましては、社団法人日本泌尿器科学会の定める専門医制度に従い研修を進めていくことになります(日本泌尿器科学会ホームページ:https://www.urol.or.jp/)。専門医認定に必要な研修期間は、卒後研修2年に泌尿器科専門研修4年を加えた計6年間(卒後満6年)です。



また、もう一つの目標は、常に最新の知識を得る、つまり専門医取得後も継続して勉強する習慣を身につけることです。このため海外を含めた学会の参加・発表を奨励しています。さらに臨床において論理的に考える力を養うために、大学院での臨床・基礎研究も行えます。この場合、研究に専念するのと、社会人大学院生として臨床をしながら研究する2つのスタイルが選べます。専門医取得後はより深く専門分野での研鑽を積んでもらうことになります。現時点では泌尿器科腫瘍、腎移植、排尿障害、女性泌尿器科、不妊、男性学の分野があります。


3.キャリアパス・取得可能な専門医、認定医

【Bottom line】
泌尿器科は近年の医学進歩のなかで急速に発展している分野である。
泌尿器科のカバー領域は極めて広い。
社会の高齢化に伴い、患者数は著しく増加しており、今後も泌尿器科医のニーズは加速度的に上昇する。



【サブスペシャルティと取得可能な専門医等の資格】

泌尿器一般 日本泌尿器科学会専門医・指導医   日本腎臓学会専門医
腫瘍 がん治療認定医機構がん治療認定医  日本臨床腫瘍学会薬物療法専門医
移植

日本腎移植学会腎移植認定医   日本臨床腎移植学会腎移植認定医

感染症

日本性感染症学会認定医

小児泌尿器 日本小児泌尿器科学会認定医
透析 日本透析医学会専門医
内分泌・不妊 日本内分泌・甲状腺外科学会専門医   日本生殖医学会生殖医療専門医
鏡視下手術
ロボット手術
日本泌尿器内視鏡学会腹腔鏡技術認定医  日本内視鏡外科学会技術認定医
ダビンチドライバーズライセンス
排尿障害  
女性泌尿器  
尿路結石  


4.問い合わせ先

直通電話  023-628-5368
担当者名 長岡 明、加藤智幸
E-mail hinyouki@mws.id.yamagata-u.ac.jp
URL http://www.id.yamagata-u.ac.jp/Urology/index.html