平成16年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」

生涯医学教育拠点形成プログラム
― 包括的地域医療支援機構創設 ―

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(1)背 景

 現在、地域医療の現場で医師不足が叫ばれているが、全国平均では人口10万人あたり200人を越える医師がおり、決して少ない数ではない。 問題は、医学部卒業生の多くが大都市での研修を希望し、地方での卒後研修、就職を希望しないための医師偏在にある。 昨今、問題となったいわゆる名義貸し問題の根底にも、この医師の偏在が大きく関わっており、この医師偏在が地域医社会に与える影響は極めて大きい。

 医師が地方での研修、就職を望まない理由しては、(1) 専門医指向の強さに対して研修機会の不足、(2) 医師の精神的・肉体的な負担、(3)経験できる症例の不足、(4) 子供の教育など生活上の問題が考えられ、これらを解決できなければ、医師不足を背景とした地域医療問題の抜本的解決は困難である。
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(2)プログラムの目的

 1) 教育・生活ニーズの汲み上げ
 2) 医師の適正配置(疾患の年齢分布・頻度・重症度・緊急度について各科毎に検討)
 3) 地域医療人の教育ニーズに対応した専門教育・生涯教育プログラム作成
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(3)年次計画

平成16年度:
 地域の医療人の学習ニーズ調査
 県内医療機関の患者数、病床稼働率、職員数、手術数、医療機器の設置状況調査
 主な疾患の年齢分布、頻度、重症度調査

平成17年度:
 前年度の教育ニーズの分析に基づいた専門・生涯一貫教育プログラムの企画立案
 前年度実態調査結果に基づく医師配置シミュレーション

平成18年度:
 専門・生涯一貫教育のプログラムの実行と評価
 医師配置についてシミュレーション結果の評価(山形県医療問題協議会)
 医師再配置、病院統廃合および医療機器の計画的設置についての将来構想を行政(県市町村)と立案
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(4)完成プログラム

 「総合医学教育センター(仮称)」を、山形大学医学部内に県と共同して設立。

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