山形大学医学部
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 世界水準の医学教育、研究、臨床を提供する山形大学医学部
 山形大学医学部は昭和48年(1973年)、地域医療の質の向上を目的とした一県一医科大学構想のもと、医科大学のなかった県(山形県、愛媛県)および北海道旭川にできた最初の3医科大学のひとつです。それから2012年で39年を迎えます。創生期は人、ものなどないところで初代の教授は大変な苦労をしましたが、入学した多くの優秀な学生は山形大学卒業後大いに活躍し、2010年の段階で医科大学の教授に就任して活躍している方が36人(基礎系16人、臨床系20人)におよんでいます。いわゆる新設医大でも教授輩出数は抜群の実績です。2010年4月に医学部附属病院長に就任された久保田功教授は山形大学医学部の第一期生です。
 しかし、その後、国家試験合格者数の低迷、入学試験の評価の低迷の時期を迎えました。この状態に劇的な改革をし、山形大学医学部の実績を向上させ、大きな飛躍をもたらしたのが、嘉山孝正教授(山形大学学長特別補佐(役員待遇)兼務、山形大学重粒子線がん治療施設設置準備室長兼務)です。嘉山教授は2002年病院長、2003年医学部長に就任し、2010年までの任期中に山形大学医学部および附属病院の大改革を推進しました。そのコンセプトは、大学医学は学生教育が最も大切であり、教授が先頭にたって教育を行うべしというものでした。具体的には、教育内容を教務委員会が緻密に検討し、カリキュラムを規定し、医師として将来活躍するために必要な知識、技量、倫理観を習得することができるようになりました。教育の課程では知識を詰め込むのみでなく、その知識を使いこなせる頭脳の開発、自ら考えて自ら解決していく能力を開発することを目指しています。それは日本でも1、2位を争う長期間にわたる病院実習、それも見学型のみでなく実際の診療チームに文部科学省のガイドラインに沿ったプログラムで参加するというシステムで実現され、座学で基本知識を習得した医学生には臨床実習に際してstudent doctorという称号があたえられます。この教育改革の成果は国家試験合格率の飛躍的な上昇という成果として表れました。それとあいまって入学試験の偏差値の急上昇が見られました。
 山形大学医学部の教育の基盤となっているのは、世界レベルの研究を行い世界に発信していくこと、世界の最先端の医療、世界をリードする医療を附属病院で行い地域の医療に貢献することです。これらがあいまって、山形大学医学部の教育は発展してきました。
 診療においては、脳腫瘍の治療に革命をおこしつつある覚醒手術、高度な脳機能解析、全国の国立大学でもトップクラスの救急患者搬入件数を誇る救急部の活動など、多くの診療科が世界をリードしており、その卓越した成果は枚挙にいとまがありません。その中でも山形大学医学部がんセンターの組織、活動はユニークであり、かつ高度ながん診療を推進しつつあります。がんの治療には外科的な治療に加えて、放射線治療、化学療法、緩和ケアなどいろいろな治療法を個々の患者さんにもっともふさわしい治療として組み合わせる必要があります。それを上記がんセンターでは「キャンサートリートメントボード」という組織で、すべての関連診療科、診療部門が一堂に会してすべての患者さんについて検討するという活動を行っています。いわばがん治療を個々の患者さんにあわせたオーダーメイド医療として先取りし行っていることになります。すべての部門が協力するという姿勢がここでも生かされています。
 また、平成24年4月には、結城プランに基づき学長直属の組織として「重粒子線がん治療施設設置準備室」が設置され、嘉山孝正教授が室長に就任し、がん治療の最先端施設を附属病院に設置することを目指し活動しています。研究では、世界的な教育、研究拠点を構築する21世紀COEに、2003年に医学分野で選出されました。これは80医科大学で34課題しか選出されていません。日本人に多くみられる生活習慣病のリスクを遺伝子多型を含めて疫学的に研究するという診療に密着したもので、嘉山孝正学部長(当時)のリーダーシップのもと、多大な成果を上げました。その仕事を引き継いで、さらに発展させるグローバルCOEプログラムにも2008年選出されました(拠点リーダー:嘉山孝正教授)。これは医学分野では80医科大学から14課題(12医科大学、1獣医学部)しか選出されなかったプログラムで、分子疫学の研究で世界をリードしつつあります。分子疫学は予防医療、オーダーメイド医療、新薬など新しい治療法の開発などを実現するための21世紀を牽引する学際的な分野となりますが、研究方法の困難さがあります。それに山形大学医学部はチャレンジし、世界をリードしつつあります。これには医学部の多くの講座が参加し、山形大学医学部の存在を大ならしめています。
 山形大学医学部での教育は上記のようにすばらしい教授陣、教育スタッフにより、行われています。日本のみならず世界の医学、医療を牽引する医療人を目指す学生諸君に是非、山形大学医学部の門をたたいてほしいと熱望しております。
医学部長
医学部長 山下 英俊
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