外来がん化学療法プロトコール

CANCER CENTER yamagata university faculty of medicine
C16-1 胃癌 1.胃癌メソトレキセート/5FU時間差療法 時間
  (3時間)
(1)生食100mL 血管確保・流し用
(2)生食500mL + ダイアモックス(500mg) 2V + メイロンP(20mL) 2A 3時間
(3)生食50mL + メソトレキセート100mg/m2(開始直後) 15分
(4)生食30mL(生食50mLから20mL抜いて) + 5FU 600mg/m2
  メソトレキセート終了2時間30分後
15分
メソトレキセート終了24時間後から6時間毎、ロイコボリン錠(5mg)1回3錠を6回内服。
1週間に1回を1クールとして、効果がなくなるまで継続。
必要に応じて(2)に吐気止めを入れる。
 
ガイドライン文献名  
胃癌治療ガイドライン(2004)日本胃癌学会
癌と化学療法 1989 16:2545-2555.
Jpn J Clin Oncol. 2004 34:316-22.
 
C16-2 胃癌 2.胃癌毎週タキソール療法 時間
  (2時間15分)
(1)生食100mL 血管確保・流し用
(2)生理食塩水50mL +デカドロン 16mg + ガスター20mg(もしくはザンタック 50mg) 15分
(3)生理食塩水100mL 30分
(4)5%ブドウ糖液250mL + タキソール80mg/m2 90分
4週間を1クールとし、週1回の上記投与を3回繰り返し、1週休薬。
1)前投薬として、必要に応じタキソール投与30分前に以下投与。
 ベナ錠50mg 内服。
2)吐き気止めは症例に応じて(3)の時に入れる。
 
ガイドライン文献名  
Kodera Y et al. A phase II study of weekly paclitaxel as second-line chemotherapy for advanced
gastric Cancer (CCOG0302 study). Anticancer Res. 2007 27: 2667-71
 
C16-3 胃癌 3.胃癌トポテシン単独隔週療法 時間
  (2時間)
(1)生食100mL 血管確保・流し用
(2)生食100mL 30分
(3)5%ブドウ糖250ml + トポテシン150mg/m2 90分
2週間に1回(第1,15日目)、4週間を1クールとする。
必要に応じて(2)に吐気止め(HT3 antagonist, デカドロン8mg)を入れる。
 
ガイドライン文献名  
胃癌治療ガイドライン(2004)日本胃癌学会
癌と化学療法 21(7):1033-1038, 1994
 
C16-4 胃癌 4.胃癌シスプラチン・トポテシン併用療法 時間
第1日目(シスプラチン、トポテシン投与日) (11時間)
(1)ラクテック500mL 2時間
(2)生食100mL 15分
(3)5%ブドウ糖250ml + トポテシン70mg/m2 90分
(4)生食500mL + シスプラチン80 mg/m2(要遮光) 2時間
(5)生食100mL + デカドロン16mg + プリンペラン3A 30分
(6)マンニットール(20% 300mL) 200mL 1時間
(7)ラクテック500mL 2時間
(8)ラクテック500mL 2時間
必要に応じて(2)(5)に吐気止めを入れる。
4週間1クールとして、第1日目にトポテシンとシスプラチンを投与する。(基本的に入院で行う)
 
   
第2日目(シスプラチン、トポテシン投与日) (2時間)
(1)生食100mL 血管確保・流し用
(2)生食100mL 30分
(3)5%ブドウ糖250ml + トポテシン70mg/m2 90分
必要に応じて(2)に吐気止め(HT3 antagonist, デカドロン8mg)を入れる。
4週間1クールとする。
 
ガイドライン文献名  
Boku N et al. JCO 17; 319-323: 1999
JCOG9912の結果
 
C16-5 胃癌 5.胃癌トポテシン・TS-1併用療法 時間
  (2時間)
(1)生食100mL 血管確保・流し用
(2)生食100mL 30分
(3)5%ブドウ糖250ml + トポテシン80mg/m2 90分
5週間1クールとして、第1、15日目にトポテシンを単独投与する。
TS1を21日間、80mg/m2投与。
必要に応じて(2)に吐気止め(HT3 antagonist, デカドロン8mg)を入れる。
 
ガイドライン文献名  
"胃癌治療ガイドライン(2004)日本胃癌学会編(金原出版)、
Inokuchi M et al. Phase I/II study of S-1 combined with irinotecan for metastatic
advanced gastric cancer. 
Br J Cancer. 2006; 94: 1130-1135."
 
C16-6 胃癌 6.胃癌ドセタキセル・TS1療法 時間
  (2時間)
(1)生食100mL 血管確保・流し用
(2)生食100mL 30分
(3)5%ブドウ糖250ml + タキソテール40mg/m2 90分
TS1をday1-14日間、80mg/m2投与。
必要に応じて(2)に吐気止め(HT3 antagonist, デカドロン8mg)を入れる。
3週を1クールとする。
 
ガイドライン文献名  
Yoshida K et al. Phase II study of docetaxel and S-1 combination therapy for advanced
or recurrent gastric cancer.
Clin Cancer Res 2006; 12: 3402-3407.
 
C16-7 胃癌 7.胃癌CDDP・TS-1療法 時間
  (9時間45分)
(1)ラクテック500mL 2時間
(2)生食50mL + HT3 antagonist 15分
(3)生食300mL + CDDP60mg/m2 2時間
(4)生食100mL + デカドロン8mg + プリンペラン3A 30分
(5)20%マンニットール200mL 1時間
(6)ラクテック500mL 2時間
(7)ラクテック500mL 2時間
第8日目に投与。翌日から4日間、経口HT3-1ntagonistとデカドロン(0.5mg) 3x1投与可(吐気止めとして)点滴(2)に、吐き気止めを入れる。
TS-1 80mg/m2をday1-21投与、2週間休薬
5週を1クールとする
 
ガイドライン文献名  
Koizumi W et al. S-1 plus cisplatin versus S-1 alone for fi rst-line treatment of advanced gastric cancer (SPIRITS trial): a phase III trial. Lancet Oncol 2008; 9: 215-221.  
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