研究期間の延長について

 私ども「脳脊髄液減少症の診断・治療法の確立に関する研究班」は、これまで髄液漏の根拠とされていた画像診断所見の疾患特異性や髄液漏と症状の因果関係を明らかにし、脳脊髄液減少症の科学的根拠に基づく診断基準を作成し、本症の原因となる疾患の疫学的解析や有効な治療法の検索を行い、最終的には「誰がみても納得できる診療指針(ガイドライン)」の作成を目的に研究事業を行って参りました。

 残念ながら当初予定の3年間の研究期間内では、科学的な根拠にもとづく診 断基準を作るために必要な数の患者の皆様のご協力を得るには至りませんでした。本研究事業は、今年度が最終年度でありますが、脳脊髄液減少症の診断・治療法の確立に対する社会のご期待は承知しております。

 そのため本研究班は、研究継続のため平成22年度から平成24年度までの厚生労働科学研究費補助金による新規事業に応募し、採択されました。研究班といたしましては、一日も早い診断基準、診療ガイドラインの作成に 向けて鋭意努力して参ります。その対策としてより多くの患者の皆様にご協力いただけるよう研究参加施設の追加も行う予定でおります。

 しかしながら、本研究は、患者の皆様のご協力無くしては立ち行きません。「これまでに治療をうけていらっしゃらない、座位または立位で悪化する頭痛」をお持ちの方であれば本研究にご協力いただけます。皆様の更なるご理解とご協力をお願いいたします。

 

           2010年4月1日

               脳脊髄液減少症研究班 研究代表者

                        嘉 山 孝 正




 

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