Department of Gastroenterology

 

説明: C:\Users\user1\Documents\ADACHI\第二内科HP\IntMedIIv2\p_common\01-1.gif説明: C:\Users\user1\Documents\ADACHI\第二内科HP\IntMedIIv2\p_common\01-2.gif

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説明: ホーム

説明: ご挨拶

説明: 教室のあゆみ

説明: 後期プログラム研修のご案内

説明: スタッフの紹介

説明: 研究の概要

説明: 診療の概要

説明: 外来診療のご案内

 

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説明: 外来週間予定

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説明: 光学医療診療部

 

説明: 学会研究会、行事の御案内

説明: 業績一覧

説明: 出版物の紹介

説明: 消化器病コラム(一般向け)

説明: 関連医療機関

説明: 海外留学記・学会出席記

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説明: 関連機関リンク

説明: 附属病院光学医療診療部

説明: 山形大学医学部がんセンター

説明: 第46回 日本肝臓学会総会

説明: 山形大学医学部

説明: 山形大学医学部附属病院

説明: 山形大学医学部附属病院治験センター

説明: 消化器病の先進的診断・治療、教育体制の充実に取り組みます。説明: C:\Users\user1\Documents\ADACHI\第二内科HP\IntMedIIv2\p_common\trans.gif

説明: 海外留学記・学会出席記(Global activity)

 

当科から海外へ留学されている先生の記録や、学会へ出席した先生の記録です。

 

海外留学記

Mayo clinic - Florida 留学記

松田 暁子 

 



 

5月のFloridaはもう夏の日差しが降り注ぎ、日焼け止めを塗らずにうっかり外出すると手痛い目にあいます。Jacksonvilleに来たばかりの頃はこの気候になじめずにいましたが、2年間この地で過ごした今はあまり苦痛に感じなくなっているので不思議です。Mayo敷地内にある池でワニがすいすい泳いでいるのを見てもびっくりしなくなりました。。。

 
[ (左) ジャクソンビルビーチの夕焼け、(右) Mayo敷地内の池で泳ぐワニ ]

上野教授のご高配と第二内科の先生ならびにスタッフの皆様よりたくさんの励ましの言葉をいただいてスタートした私の留学生活もそろそろ終盤となり、この留学記を書かせていただいています。芳賀先生からバトンを引き継ぐ形で、Mayo clinic FloridaのPatelラボで今も日々研究生活を送っています。芳賀先生の留学記でPatelラボについての紹介がありますが、その後少し広いラボに引越して、ラボメンバーも入れ替わりました。現在はPhD3人、Technician3人、そして短期間ではありますが3人の学生がフランス、ベトナムなど各国から勉強に来ております。当ラボの研究テーマは、主に肝胆道疾患におけるExtracelluar Vesicle(EV)、それに関連するmiRNAやlong non-coding RNA等の解析です。私は肝癌モデルマウスに対して、牛乳からisolationしたEVをデリバリーツールとして用いた核酸医薬や免疫check point inhibitorの研究などを行っています。基礎研究の経験が浅い私にとっては初めて経験する事ばかりで当初はどうなる事かと思いましたが、ラボメンバーが本当に協力的で常にサポートしてくれるという環境に恵まれ、たくさんの失敗をしながらではありますが何とか研究を続けております。月曜朝の全体meetingと金曜日に提出するweekly reportに加えて、昨年から毎週木曜日にPatel先生とのOne-on-one meetingが加わり、結果がでなかった週はプレゼンスライドを作るのに苦労します。私の力不足(研究そのものと英語力の両方)を暖かく見守って下さっているPatel先生には足を向けて眠れません。

アメリカでの日常生活にも慣れてきましたが、日本でお馴染みのイベントも数々経験できました。日本ではコスプレして楽しむお祭りの様相が強いハロウィンですが、アメリカではもう少し落ち着いている印象です。シーズンが近づくとマーケットの店頭にたくさんのかぼちゃが並びます。Mayo clinicでもPumpkin curving contestが開かれ、Patelラボでも実験の合間にかぼちゃを彫りました。

 
[ (左) マーケット店頭に並ぶかぼちゃ、(右) ラボで彫ったかぼちゃ 作成途中 ]

11月にはThanks giving holidayがあり、アメリカではクリスマスに次ぐイベントです。家族や親戚、友人がこぞって集まりパーティーを開くのが一般的で、私も友人宅で初めてターキーの丸焼きをご馳走になりました。クリスマスにはラボで毎年プレゼント交換が行われますが、年齢関係なく盛り上がります。また、アメリカのメジャースポーツである野球とフットボールは何度か観戦の機会があり、フットボールに対するアメリカ人の熱量はやはりすごかったです。残念ながら地元のジャガーズは弱小チームなので、勝つ姿を見ることはできませんでしたが。。。そしてフロリダといえばやはり夏場のハリケーンです。ここJacksonvilleはフロリダでもHurricaneの接近が非常に少ない地域なのですが、1999年に大きな被害を出したKatrina以来となるbig Hurricane “Matthew”が昨年10月に上陸しました。当日Mayo clinicはクローズとなり何人かの友人はシェルターに非難しましたが、幸い私は非難エリア外だったためびくびくしながら自宅待機、翌日Mayoに行くと敷地内の木が根こそぎ倒れておりその破壊力を実感しました。

 
[ (左) ジャガーズの選手入場(EverBank Field)、(右) Matthewで倒れたMayoの木 ]

そして留学期間中にあの大統領選がありました。友人宅では開票日に休みをとって自宅でテレビ中継を延々と見るという熱の入れ様です。Researcherには移民の方がたくさんおり、新大統領就任後はビザがなかなか下りず雇用開始に間に合わなかったり、グリーンカードの発行手続きが大幅に遅れたりといった話を耳にしました。私は何も影響を受けずに帰国できそうです。

この2年間で経験したことはまだまだたくさんありますが、一番の私の財産はこちらでできた友人です。英語力が乏しい私ですが、それでも心を通わす事はできるのだなと実感しました。研究に関してはまだまだ勉強不足で満足できるものではありませんが、それは残り数ヶ月間と帰国後の課題にしたいと思います。この貴重な経験をサポートいただいた上野教授始め第二内科の先生方、スタッフの皆様には心より感謝いたします。留学しようか迷っている後輩の先生方がいれば、あまり不安に思わず一歩踏み出してみてはどうでしょう?その時は微力ながらお手伝いさせていただきます!

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Mayo Clinic 留学記

冨田 恭子 

 



 

 私は2015年4月より、Mayo Clinic に留学しています。上野教授も以前に留学されていた病院です。Mayo Clinicはミネソタ州のロチェスターと言う小さな町にある病院ですが、アメリカの病院ランキングトップ常連のとても有名で規模の大きな施設です。2016年度もアメリカNo.1の座を得ました。

 
(左)Mayo Clinicの正面玄関と、ここを作ったMayo兄弟の像。
(右)院内の様子。

この病院をただの小さな町の病院でなくさせていることの理由は、臨床的に治療成績などが優れていることに加え、一病院としては桁外れの規模の研究施設を持っていることです。私が留学しているのもこの基礎研究を主に行っている研究室で、日本での医師の勤務体系とはだいぶ違う、毎日研究を行うポスドク研究員として毎日働いています。私が勤務するのはGuggenheimビルという20階建てのビル(ほぼ研究のみの施設)の17階にあるGastroenterology and Hepatology研究室でDr. Gores とDr. Ibrahimの元、細胞や動物を使って脂肪肝の研究を行っています。


研究室の様子。

 Mayo Clinicにはこのような研究室が多数あり、研究室だけのビルもこのほかにいくつかあります。私の所属する研究室は総勢約15名の割と大きなラボです。同僚の多くは、私同様にアメリカ外から来た人が多く(レバノン、チェコ、インド、イタリア、コロンビア、プエルトリコ、中国、日本)非常にグローバルな職場です。彼らと一緒に仕事をして、色んな考え方ややり方に触れるうちに私自身も物事に対する考え方が非常に柔軟になってきたような気がします。


Mayo Clinicの全景。一番右端の茶色の建物が私のいるGuggenheimビルです。

私が現在住んでいるミネソタ州は、アメリカの冷凍庫と呼ばれることもある大変寒いところです。実際、冬の間は連日マイナス20度まで下がることもしばしばですが、セントラルヒーティングシステムのおかげで屋内は非常に快適な温度に保たれ、山形よりも暖かく過ごせます。雪の量も山形よりは断然少ないので、寒いながら生活そのものは割りと楽です。とくに病院周辺は寒さを回避するためサブウェイシステム(地下道)とスカイウェイシステム(ビル同士の間、たいてい2階に連絡通路がある)が発達しており、患者さんのみならず施設で働く人は広大な病院敷地内のビルとビルの間、病院と近隣のホテルやレストランの入る建物などに外に出ることなく移動できます。Mayo Clinicのあるロチェスターは、人口約10万人の小さな町ですが、未だに人口が増加し続けている活気のある町です。産業としてはMayo Clinic のほかにIBMもあり、町に住む多くの人がこのどちらかの施設で働いている人という状況です。そのためか、治安は非常によく、皆さん非常に親切です。

 
(左)ミネソタ州を流れるミシシッピ川と石橋。(右)ミネソタはスヌーピーの発祥地

 私がMayo Clinicに留学して得られたことはたくさんありますが中でも、アメリカの非常に合理的でいながら且つきわめて裾野の広い研究システムを経験できたこと、グローバルなコミュニケーションを経験できたこと、が大きな2つです。この2つは現在の日本の病院においてはでは残念ながら経験できないことであるので多くの後輩の皆さんにも是非経験してもらいたいところです。

 最後になりましたが、この留学を支援してくださっている、上野教授をはじめ医局の先輩、後輩の皆様、また各関連病院の先生方に感謝申し上げます。

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MOHAMMED SHAFIQUL ISLAM BHUIYAN先生の

当講座での留学記

 



 

 2015年8月〜11月に当講座に日本消化器病学会Research Fellowship Program Award による医療研修で、バングラデシュからMOHAMMED SHAFIQUL ISLAM BHUIYAN先生が留学されました。以下は当講座での留学記です。

 I am very much lucky to get the opportunity of training in Yamagata University Hospital under the JSGE Research Fellowship Program Award 2015. I am thankful to my course coordinator Professor Dr. Yoshiyuki Ueno for giving me such opportunity.

 Yamagata University Hospital is a large tertiary care hospital having all the facilities of advanced patient care. All the doctors and staffs of hospital and office were cordial and cooperative. So my learning in this hospital was smooth. That is why I am expressing my heartfelt thanks to them. Here I got training in the department of Gastroenterology and I learned many technique of diagnostic and therapeutic endoscopy such as NBI, ESD, EMR, Endosonography, IDEUS, EUS FNA, etc. Attending the JDDW2015 was the most memorable event in my life. I do believe that these knowledge would help me building up my carrier in future.

 

 I wish to express my deepest gratitude to Dr. Naohiko Makino, Dr. Miho Ito, Dr. Yasuharu Kakizaki and Dr. Tetsuya Ishizawa for their constant advice, encouragement, support and supervision during the training period at the pancreatico billiary unit. I also thankful to them for conducting conference in English at the pancreatico billiary unit.

 I am sincerely grateful to Dr. Yasuhiko Abe, Dr. Takeshi Sato, and Dr. Yu Sasaki for their valuable advice, supervision and instruction during the training period at the GI unit.

 Yamagata is a nice, cool and calm city. Surrounding hills increase its beauty to many fold. I enjoyed visiting Kaminoyama castle, apple tree garden and an old castle and museum near Yamagata station. I also visited to the Asakusa temple and the Tokyo Skytree at Tokyo. I also ate delicious Japanese food such as Shushi, Sashimi, Tempura, Miso soup etc.

 Bangladesh is a land of beauty. There are many beautiful tourist spots in Bangladesh among them Cox's Bazar (the Longest Beach of The World), Sundarbans (the biggest Mangrove Forest of the world), St Martin's Island, Kuakata Beach, Tea Garden(Sylhet), Nilgiri Banderban (the Highest Hill Resort of Bangladesh), Amazing view of Jaflong (Sylhet), Madhobkundo waterfall of Sylhet are most popular. So I am inviting you all to please come and visit Bangladesh.

 Iroiro osewani narimashita. Hontoni arigatogozaimasu.

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Mayo Clinic留学報告

芳賀 弘明 

 



 

 上野教授のご高配により、2013年1月からフロリダのJacksonvilleにあるMayo ClinicにResearch fellowとして留学をさせて頂いております。早いものでこの留学記を書いている時点で渡米から約2年が経過しました。今回は、これまでの近況をご報告したいと思います。

 私が生活しているフロリダ州Jacksonvilleは亜熱帯に属しており、夏の太陽の光は痛いぐらいに強く、サングラスとはこのようなときのためにあるのだと、実感させられています。また、海が近くにあり、私のアパートからでは約10分程でJacksonville Beachに行くことができます。海風が気持ちよく、内陸育ちの私としては、海が近くにある生活はとても新鮮に感じます。



 Jacksonvilleはアメリカで市域面積が最も広く、都会でもなく田舎でもなく丁度いい穏やかな街で気に入ってます。緑も沢山あり、少し風景は山形に似ているかもしれません。車で2時間程のところにはケネディ宇宙センターがあり、2時間30分程でオーランドにも行けます。オーランドはアメリカ屈指の観光都市であり、ディズニーワールドやユニバーサル・スタジオ、シーワールドなど、見どころ満載です。

 

 私の研究室はMayo ClinicのGriffin buildingの中にあり、Patel教授のラボで研究させてもらっています。この研究室はResearch fellowが私を入れて3人、Technicianが3人 (来た時はResearch fellowが2人、Technicianが1人でしたが、大きなGrantが通ったので仲間が増えました)と、こじんまりとしたラボです。ラボのみんなはとても優しく、実験の器具のメンテナンスや試薬の発注などもやってくれるので、実験に集中して取り組むことができ、感謝しています。

 

 この研究室ではExtracelluar Vesicle(EV)(細胞から放出される膜内小胞で細胞間コミュニケーションツールと考えられています)を中心に研究が行われています。私の研究の大きなテーマは骨髄幹細胞のExtracelluar Vesicle(EV)についてです。私は大学で骨髄幹細胞を用いた肝再生研究をしてきましたので、こちらのラボでも骨髄幹細胞を使った研究を始めてみようということになり、私の研究がスタートしました。はじめは、肝癌と骨髄幹細胞のEVとの関係を研究させていただき、その後は、いくつかの肝障害モデルを使って、骨髄幹細胞のEVの効果などを研究させて貰っています。Patel先生は、将来の臨床応用も視野に入れてくれているようで、最近は肝移植外科の先生にもチームに入ってもらい基礎研究を進めているところです。

 ラボ・ミーティングは毎週火曜日にあります。毎週実験して、発表スライド作っての繰り返しで大変ですが、逆にギリギリにならないとやらない私にとって合っているんだと自分に言い聞かせています(笑)。火曜日の他にも、金曜日にはWeekly Summaryも提出しなければならないので、いつも何かに追われている感じで、忙しく研究生活を送っています。


 先日、私の帰国が8月と決まりました。そして、うれしいことに後輩の先生が後任として来てくれることになりました。渡米前に教授から、後輩が後に続いて行けるようにがんばりなさいと言われてきましたので、後輩の先生にバトンを渡して帰国できそうなので少しホッとしています。

 もうすでに、2年の歳月が経ちましたが、わからないことがありすぎて、自分の理想にはほど遠い状況ですが、残りの研究も出来るだけまとめて帰れるよう頑張っていきたいです。

 留学生活は私にとって非常に貴重な経験となっており、留学して良かったと思っています。しかし、いろいろな大学の先生の話を聞いても、留学を希望する先生が少なくなっているようです。確かに、留学は大変な面もありますが、それも含め自分が成長できるものだと信じて、後輩の先生にはチャレンジしてもらいたいと感じています。そのことを、これを読んでくれている後輩の先生に伝えたいです!!

 最後になりますが、私が留学するにあたり、医局員の少ないなか、留学へ温かく送り出してくださった上野教授ならびに消化器内科の先生方・スタッフの皆様に心から深く感謝いたします。

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カリフォルニア大学

デイビス校留学記―UC Davis Aggie!!

佐々木 悠 

 

 



 

 私は今、上野教授のご高配によりUniversity of California, Davis Medical CenterUCDMC)のDr. Natalie J Török研究室に、ポスドク研究員として留学しています。 
 
[
(左)Sacramentoキャンパスの入り口、(右)研究室の看板前でベタな記念写真]

 研究室は、人口約50万人のCaliforniaの州都Sacramentoにあります。その昔、シュワルツェネッガーが州知事をしていたところです。自宅からは、20-30highwayをドライブ、20マイル弱の道程です。高層ビルや立派なCapitol buildingがある一方で、Old SacramentoというGold rashに沸いた古きよきアメリカの情景が残されている場所もあります。Sacramento riverにかかる黄金色のTower Bridgeは、夜になるとライトアップされ、帰宅途中にきれいな景色を見ることができます。
 University of California (UC), Davisは、有名なBerkeleyLos Angelesなどと共にUCを構成する10 campusesの一つです。UCの中で最も広い敷地面積(21 km2)を持ち、全米Top10に入るほど国際研究者の受け入れが盛んな大学です。元々は州立農業学校ということもあり、農業、生物関連学科は全米トップクラス、ワイン醸造学科があることでも知られています。広大なキャンパス内には、農場や牧場、ワインのブドウ畑があったりします。日本の企業からも多くの方が学びに来ています。タイトルのAggie(アギー)とは、UC Davis及びその学生のニックネームです。農学校として設立された名残、agricultureから来ているようです。UC Davis Aggieのシャツやトレーナーを着ている人、ステッカーを貼った車を街中でみかけます。

[UC Davis Arboretum:
とても美しく広大な校庭があります。]

 研究室では、肝線維化を主眼に、インスリン抵抗性や脂質代謝などについての研究をしています。ヒトのサンプルを用いた実験、遺伝子改変動物や培養細胞を使ったin vivo/ in vitroの実験に取り組んでいます。同じ建物内にはたくさんの研究室がありますが、米国人はむしろ少なく、欧州やインド、中国、台湾、日本など世界各国から人が集まり、それぞれに特徴のある英語を公用語として交流しています。私の英語力はかなり乏しいですが、それでも何とかやっております。

 私の専門は、実は、消化管です。なかでもメタボリックシンドロームと消化管疾患の関わりを主テーマに臨床研究に取り組んでおりました。そのため、インスリン抵抗性や脂質代謝にはとても興味があります。メタボリックシンドロームがどのようにして消化管疾患を引き起こすか、その機序を解明するためには、一つの臓器のみならず、代謝を含めた全身的な協調性を考慮することは重要な観点の一つだと考えられます。ここでは研究対象の専門臓器は異なりますが、肝臓は人体の代謝の中心的な役割を果たしていますので、基礎的な実験手技の取得のみならず、肝臓を学ぶことで、取り組んできたこれまでの研究の今後の発展につなげられると思い日々研鑽を積んでいます。

[
並列する3つのビルの真ん中のこの建物内に研究室があります。真ん中がResearch Iで、向かって左にResearch II、右にResearch III buildingとややこしく、よく配達先が間違われます。]

[Main hospital
は研究室の目と鼻の先にあります。ヘリコプターが飛んでくるのをよく見ます。たまに食堂を利用すること以外には行くことはなく、臨床医としてはやや寂しい気持ちも湧いてきます。]

 さて、自宅のあるDavisSacramentoの西隣で、UC DavisUCD)のmain campusがあります。Davisは全米3本の指に入るほど治安が良く、子供達の通う学校の質もとても良く、住みやすいところです。日本人もたくさん住んでいます。Davisは人口6.5万人ほどの比較的小さな街ですので、山形県で言えば、ちょうど天童市(人口6.2万人)のような位置づけになりそうです。町の人口の半分の3万人がUCDの学生で、まさに大学中心の街です。年間300日以上は晴天とのデータどおり、確かにこちらに来て半年以上たちますが、傘はほとんど使わず、ほぼ毎日きれいな青空です。天気予報を見ることはほとんどなくなりました。夏は40℃を超すことも珍しくはありませんが、乾燥しているためか、日本ほどは暑く感じません。朝夕は20℃程度までぐっと下がりますので、寝苦しいことはありません。この寒暖の差が、良質なブドウを育み、おいしいカリフォルニアワインにつながるのだろうと思います。冬は0℃前後まで下がり、車の窓が凍ることもありますが、雪はまず降らず、日中は15℃前後です。年間を通してとても気候の良いところと言えると思います。

 Davisは別名”Bicycle Capital of the USA”とも呼ばれ、道にBike laneがきっちりと整備されています。Recumbent bicyclecargobikechild trailertrailer bikeなど日本ではまず見ない、様々な自転車を多く見かけます。国際交流の場もたくさんありますし、町の人たちも非常に好意的です。幸いにも、近所の方々もとても親切にしてくれますし、町では知らない人同士でも”Hi!!”と明るい挨拶をかわすことがとても多いです。西側の特徴かもしれません。Davisからは、San FranciscoLake Tahoeまで車で2時間弱、ワインで有名なNapa ValleySonomaまで1時間程度、Yosemiteもそう遠くはありませんし、行こうと思えばLos Angelesまで自家用車で行くこともできます。道を歩けば、オレンジ、ザクロ、レモン、イチジクなどなど果物が豊富に実っています。そのままもぎ取って食べたり、蜜漬にしたりなどして楽しんでいます。こういった自然や異文化を体感できるのも留学の一つの醍醐味と思います。

 
[
(左)Davis downtownです。長閑できれいで落ち着いた街です。(右)大都市San Franciscoは日帰りで十分に楽しめます。]

 私には5人の子供がおります。上の子3人は、自宅近く、歩いて5分ほどの地元の小学校に入学しています。当初はどうなることかと大変心配しましたが、子供の順応は驚くほど速く、友達もできて、皆楽しんで通学しております。週末に時間が取れると、自然散策へ出かけたり、広い公園やプールで遊んだり、日本人家族で集まって食事会をしたり、催し物に出席してみたりと、家族と共に様々な刺激を受けつつも、穏やかに過ごしております。

 この留学は、家族を含め、私の人生にとってかけがえのない経験になると思っています。これも上野教授をはじめ医局の先輩、後輩の皆様、また各関連病院の先生方のご支援があってのことと感謝してもしきれない思いです。研究を精一杯頑張ることは言うまでもありませんが、様々な人と知り合い、異文化を肌で感じることで、厚みを持ったより豊かな人間性を得られればと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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説明: お問合せ 山形大学医学部消化器内科
990-9585 山形市飯田西2-2-2  TEL023-628-5309  FAX023-628-5311

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