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山形大学医学部 内科学第二講座
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私どもの山形大学医学部内科学第二講座は消化器内科を専門領域として、その教育、診療、研究に当たっています。教室には、肝臓グループ、消化管グループ、胆膵グループと3つのグループがあり、消化器内科領域をすべてカバーできる体制になっています。初代教授の石川誠先生、第二代教授の高橋恒男先生以来、伝統ある消化器内科学教室として、全国的にも評価されています。
私どもの教室が目指している第一は、治療面での充実であります。消化管および胆膵領域の内視鏡治療、ウイルス肝炎の先端的治療、肝癌の局所治療および炎症性腸疾患の先進的治療を積極的に行っています。さらに、先端的なバイオサイエンスの手法を用いて、高度な先進治療の開発を行っています。2006年には、肝再生療法として、肝硬変患者への自家骨髄移植に成功し、良好な治療効果を得ていますが、その後も症例を重ねています。
もう一つは教育に努力を傾注しています。初期臨床研修でローテーションしてくる研修医には、消化器内科の基本をしっかり身につけていただけるように指導しています。また、将来消化器内科医になることを希望している研修医には積極的に内視鏡などを含めた実地の修練ができるように懇切に指導しています。後期研修においては、消化器領域の専門的・先端的な診療知識・手技などを十分に習得してもらうことは当然ですが、ただ単に細分化された知識・技術を教えるだけではなく、病める人を総合的に捉えうる医師の育成を目指しています。
そのために研修指導体制を充実させ、具体的な研修目標を設定して、個々の研修医がそれを達成できるまで指導するように努力しています。また、高度な専門手技の習得に必要な体制をとるとともに、種々の病態を先端的な医科学情報に基づいて分析把握できるように、さらには新しい医療情報を内外に発信できるように指導していきたいと思っています。
平成15年に採択された21世紀COEプログラム「地域特性を生かした分子疫学研究」は順調に進行しており、消化器領域においても成果が挙がっています。疾患や病態の発症とかかわった複数の原因遺伝子候補が見つかっています。また、山形県に多いメタボッリクシンドロームと消化器がん発症のメカニズムを解明するために先端的研究を推進しています。これらの成果を消化器疾患の予防に役立てるためにさらに努力を重ねていきます。
多くの若い医師に当消化器内科に参加していただき、この山形から消化器病の診断・治療および疾患予防の先端情報を世界に向けて発信できる教室にしたいと念じています。意欲ある医学徒の参加を大いに期待しています。
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