山形大学医学部の分子疫学研究は、1979年の舟形町での糖尿病検診を皮切りに山形県全域でのコホート創生に成功し、その間、21世紀COE、グローバルCOE及び概算要求特別経費などの大型プロジェクト経費を獲得し、山形大学医学部の発展とともに研究活動を拡大してきました。
 平成25年4月には「山形大学医学部メディカルサイエンス推進研究所」の設置をはじめ、将来的な事業化を見越した「東京大学TLO」との技術移転に係る契約締結、附属教育研究支援施設のスクラップ&ビルドによる組織改革などを行い、今後の分子疫学研究推進のための基盤を整備しました。
 そこで、これからの分子疫学研究の方向性を明確にし、より多くの研究成果を創出するため、以下のとおり研究活動の方針を定めました。

5大がん(肺がん、胃がん、大腸がん、肝がん(肝炎)、乳がん)、脳卒中、急性心筋梗塞、高血圧・腎不全、糖尿病及び疾患間の相互作用を疾患ターゲットとして、リスク遺伝子の病態解明を促進し、創薬ターゲットを突き止める。



1979年 舟形町における糖尿病健診開始
1990年 川西町における肝臓病健診開始
1991年 白鷹町における閉経後女性の健診開始
2000年 高畠町における脳卒中予防健診開始
2001年 寒河江市における脳卒中予防健診開始
2003年 21世紀COEプログラムに採択
拠点プログラム名称「地域特性を生かした分子疫学研究」
2003年 株式会社 地域・大学発研究所COMEセンター設立
2004年 高畠町における生活習慣病予防健診開始
2008年 グローバルCOEプログラムに採択
拠点プログラム名称「分子疫学の国際教育研究ネットワークの構築」
2010年 グローバルCOEプログラムの一環として「山形分子疫学コホート研究」開始
2010年 山形市、天童市、上山市におけるベースライン調査開始
2011年 酒田市、東根市、寒河江市におけるベースライン調査開始
2011年 大学院に「ゲノムコホート研究コース」開設
2011年 日本多施設共同コーホート研究(J-MICC)及び山形分子疫学コホート研究の間の協力体制に関する覚書を締結
2013年 日本多施設共同コーホート研究静岡地区および大幸研究名古屋大学保管分生体試料の分散保管開始
2015年 米沢市におけるベースライン調査開始
2015年 「山形県コホート研究」における研究協力者数が20,000人を突破

山形県コホート研究
ゲノムコホート
医学教育プログラム
山形大学医学部 メディカルサイエンス推進研究所