>>> 後期研修プログラム <<<

講座紹介
  • 脳損傷による高次脳機能障害(言語、記憶、行為、視空間認知など)の診断、治療
  • 統合的アプローチによる高次脳機能の神経基盤についての研究

1~2年次

 

  • 高次脳機能障害に関する基本的診察ができる
  • 高次脳機能障害を引き起こす神経疾患を理解し、関連各科と協力して治療できる
  • 高次脳機能障害に対するリハビリテーションの方法を理解する
  • 高次脳機能の神経系における局在について理解する
  • 症例検討会を通して種々のデータをまとめ、重要な知見を抽出することができる
  • 臨床例を通して得られた知見を、学会・論文等で発表できる

3~6年次

 

  • 高次脳機能に関する臨床研究の方法を学び、自ら立案・実施できる
  • 神経生理学的、神経機能画像的手法の長所・短所を理解し、高次脳機能の神経基盤を知るために実際に応用することができる
  • 臨床的・実験的研究から得られた成果を国外・国内の学会・雑誌に発表できる
  • 高次脳機能障害患者の社会復帰に向けて、他職種の人々と連携していく方法を身につける

専門医受験資格のために必要とされる技能・手技目標

 

高次脳機能障害は神経内科の一部として、神経内科専門医取得のために必須の知識である。

  • 高次脳機能に関する基本的診察方法
  • 神経心理学的検査の理解と結果の解釈
  • 頭部CT, MRIより病巣の部位、性質の同定
  • 各症状と病巣部位との関連の理解
  • 高次脳機能障害をきたしうる疾患の理解

関連教育病院

 

当分野は2007年度に設立された新しい分野である。全国的に見ても高次脳機能障害の臨床を専門に学べる科は極めて少ない。大学病院内で関連各診療科からの紹介患者は多く、院内だけでもかなりの症例数を経験することができる。さらに、高次脳機能障害者支援事業協力病院として県内各地より紹介患者があり、幅広い臨床経験を積むことができる。国立病院機構山形病院・米沢病院においても診療協力をしている。また、各自の希望により国内外の他施設で一定期間研修することが可能である

学位の取得

 

高次脳機能についてより深く考え、理解するきっかけとして学位の取得を奨励する。自らの臨床的経験をもとに問題点を発見し、最適な方法を検討して実施することで、その後の臨床の質を高めることができる。臨床研究にするか、神経生理学的・神経機能画像的手法を用いた実験的研究にするかは、相談のうえ各自の興味に応じて決める。