平成18年度 山形大学医学部SPP「講座型学習活動(B)先端バイオにふれる実験講座」

(2)アルコール代謝系酵素遺伝子の多型解析

画      像 内        容

講義

(1)遺伝子生物学の基礎、遺伝子多型解析の意義  
遺伝子実験施設   中島 修

(2)アルコール代謝系酵素遺伝子の多型解析、実習の注意点 
医学部実験実習機器センター  佐藤道比古

実習

口腔内細胞の採取およびゲノムDNAの調製

スポンジ状のブラシを使用して頬の内側を擦り、細胞を取って、溶解液に
浸して細胞を壊してゲノムDNAを調製します。若い人は口腔内細胞が剥がれ
難いので、丁寧に擦ってください。

口腔内細胞の採取およびゲノムDNAの調製

歯ブラシのブラシを逆に向けて歯磨きの要領で擦ります。「う〜〜ん!
取れたかな?」

「いや〜、まだまだ」

口腔内細胞の可溶化

取れた口腔内細胞を細胞溶解液に浸しています。「少し白く濁るって言ってた
けどあんまり濁らないな〜」ということで「取れなかったと思われる方は
再挑戦してください」というわけで再度行った方も何人かいました。

ゲノムDNAの調製

口腔内細胞を溶かしたら不要物を遠心分離して、上清を取り、エタノールを
加えてDNAを沈殿させた。「う〜〜ん、白色の沈殿ができるという話だけれ
ども、見えるかな〜?!?」

PCRの準備

0.2mLのPCRチューブに14マイクロLの耐熱性DNAポリメラーゼ酵素と
プライマー等の入った混合物を入れてゲノムDNAを1マイクロL加えます。
「うまく溶液が取れているかな〜」「ピペットマンの容量を合わせてと」

PCRの準備

「ちっちゃなチューブでやりにくいな〜」、「おう、なかなかじゃん」

PCRの準備

「先生、こんなものですか」「うん、まずまずじゃない」

 

PCRのスタート

溶液の準備ができ、さて装置の設定はTAの方に温度と時間のプログラム
を入れていただいた。「さて、最後のスイッチ、ON!!」

PCR産物の電気泳動

「こんなに狭いところにサンプルをいれるの?」縦型の電気泳動装置
を利用してポリアクリルアミド電気泳動を行います。サイズマーカー
と標準サンプルをわすれずに入れ、スタート。電気泳動に一時間半ほど
掛かるのでその間に遺伝子実験施設の見学をしました。

実習を終了して全員でパチリ。二日間の講義と実習ご苦労様でした。