実験機器の利用について

Last Update ; 2012/4/18

back


実験機器利用上のルール

1 一般ルール
●当該機器の初回使用前に、一度施設職員による説明を受けて下さい。事前に連絡を頂けると、対応がスムーズに行えます。突然の場合は、対応不可能な場合もありますので、ご了承下さい。
●機器などの操作は原則として利用者自身が行ってください。機器毎の簡単な使用方法・注意事項は機器本体もしくは「使用記録簿」に貼紙があるので、見て下さい。なお、使用方法、操作などに習熟していない場合は予め施設職員による指導を受けてください。「とりあえずいじってみる」というようなことは、決してしないで下さい。誤使用・過失などによる機器破損の場合は、原状回復にかかる費用を負担していただく場合があります。
●機器の予約はインターネットの予約サイトから行ってください。使用開始前に予約の有無を確認して下さい。機器の使用後は、「使用記録薄」に日付・時刻・使用者名・所属・内線番号等の必要事項を書き込んで下さい。利用者負担金は「使用記録薄」を基に計算します。
●使用に必要な消耗品などは、利用者による持ち込みを原則としております。しかし、機器によっては施設で一括購入・管理し、使用に応じて「利用者負担」とするものがありますので、施設職員に確認してください。
●恒温器などにサンプルをいれる場合には、ラックに記名するなどして、必ず所有者が分かるようにして下さい。無記名のまま長期間放置されているサンプルなどは、施設職員の判断で廃棄します。
●機器使用時に汚してしまった時(浸透培養器内に培養液をこぼした場合など)は、すぐに掃除をして下さい。汚したまま放置した場合は、機器使用停止とさせていただくことがあります。故障の原因と判断される場合は,原状回復にかかる費用を負担していただく場合があります。
● 使用後は、翌日の使用予定に関わらず、実験台および実験機器周辺を片づけて下さい。

2 機器別注意事項
 利用状況により、使用ルールなどは変更していく予定ですので、希望がある場合は施設職員に相談して下さい。利用者の意見をまとめて、より使用しやすい環境にしていく予定です。

2-1.遺伝子塩基配列決定システム(ABI3100)
 精密機械ですので、各自で操作する場合には、必ず事前に担当者による指導を受けて、取り扱いに習熟して下さい。ABI3100は、機器としては12RUN(96X2サンプル)まで連続利用が可能ですが、原則として利用方法を次のように定めさせていただきます。

●平日(ウィークデイ): 連続12RUNでは約30時間他の利用者の利用が制限されることを考慮して、連続RUNは6RUNまでとします。その際も、可能な限りオーバーナイト(18時以降スタート)でのご利用をお願いします。

●土・日・祝日: 連続12RUNまで利用可能です。

なお、平成24年4月から、下記の新しいルールでの予約をお願いします。

1.連続RUN回数に応じた予約時間の制限
 1回の予約時間は、連続ラン回数に応じて,計算した時間(下記の式)を上限とします,ただし,新規利用者への操作法説明など,解析以外に時間を要する場合は例外とし,インターネット機器利用予約サイトの「メモ」の項目に,解析以外の利用目的を記入してください.なお,データ解析のための予約は認められませんので、空いている時間に行ってください。

N回連続RUN予約上限時間=1時間(準備)+3時間(1RUN目分)
+2.5時間x(N-1)(2RUN目以降分) +30分(片付け)

2.予約サイトでの使用者・RUN回数・連絡先の明記
予約の際、予約日時,予約時間に加えて、「メモ」の項目にラン回数、使用者名、連絡先(研究室内線番号)を必ず記載して下さい。記載の無い場合は、予約は無効です.

3.オーバーナイト解析でのRUN回数・開始・終了時刻
 2回以上の連続RUN解析に限り、オーバーナイト予約を可能とします。オーバーナイトで予約する場合は,開始時刻は午後6時以降とします(なお、開始時刻が午後6時以前でも、午後6時以降に2回以上の連続RUN解析が行われる場合に限り、オーバーナイトでの予約を認めます)。また,ラン終了時刻が午前9時以前になる場合でも,予約時間を午前9時まで延長可能とします。ただし,解析が終了しているにも関わらず、午前9時を過ぎても、解析後のサンプルが回収されていない場合、次の利用者は,オーバーナイト利用者に無断で、サンプルを取り出し、解析を開始してよいこととします。その場合は使用記録簿にその旨記録して下さい。

 なお、新しいルールに関する問い合わせは、メールにてお願いします.
(連絡先:iden@med.id.yamagata-u.ac.jp)

いずれにしても、予約の際は他の利用者の便宜を考慮していただき、極端な連続予約などは避けていただくようお願いします。やむを得ない事情がある場合は施設までご相談ください。原則として、予約日より2週間後までの期間内の予約をお願いします。ご理解とご協力をよろしくお願いします。

受託解析の場合、経費節減のため16サンプル集まってから解析となりますので、解析に時間を要する場合があります。解析を急ぐ場合は,施設職員に相談してください。受託依頼に関する詳しい内容は,施設ホームページ(http://www.id.yamagata-u.ac.jp/Gen/jyutaku3100.html)を参照してください。

2-2.質量分析システム(BRUKER DALTONICS, autoflex MULDI-TOF/MS)
 精密機器です。また、取り扱いにはある程度の知識を必要としますので、使用を希望される方は、施設職員に一度ご相談下さい。ターゲットについては,共同利用用ものを用意しますが,マトリックス等の試薬類は,各利用者で用意してください。利用状況によって,施設で用意する場合があります。

2-3.超純水製造システム(ミリポア, EQS-10L)
 基本的に採水は自由ですが、Elix純水・MilliQ超純水ともに、残量には十分に注意して使用して下さい。残量20%以下のときは、使用を控えて下さい。Elix純水の貯蔵タンクは、60Lです。半量(30L)以上の採水を希望される場合は、事前に施設職員に連絡して下さい。
 また、器具洗浄器(LANCER,810UP型)の水洗時に、Elix純水を約30L使用します。器具洗浄器作動中は、Elix純水の残量が50%以下にならないように注意して使用して下さい。
 水質保持のために、Elix純水は4週に1度(約7時間)、MilliQは12週に1度(20分)クリーニングをする必要があります。クリーニング中は、採水できませんので御了承下さい。

2-4.安全キャビネット(SANYO MHE-130AJ)
 1階「DNA解析室」、3階「植物遺伝子操作室P2」に一台ずつあります。1階「DNA解析室」を,優先的に利用して下さい。

2-5.恒温振盪培養器(TAITEC,BR-160LF,BR-40LF)
 1階「DNA解析室」(TAITEC,BR160LF)は、基本的には常時37℃で使用して下さい。1階にスペースが無くなったとき、もしくは、37℃以外で培養したい時に、3階「植物遺伝子操作室P2」(TAITEC, BR-40LF)を使用して下さい。1階の培養器の温度設定を変更したい場合には、施設職員に相談して下さい。
 培養器内にサンプルを入れる場合は、誰のサンプルか分かるようにして下さい。利用者が分からず、長期間放置されているサンプルは、施設職員の判断で廃棄します。培養液をこぼしたときなどは、特に速やかに、きれいに掃除して下さい。異臭および機械の故障の原因となります。

2-6.核酸増幅装置(PCR9700)
 1階「DNA解析室」に3台、3階「蛋白質解析室P2」に1台あります。PCR反応終了後4℃で保持する場合、4時間以内にして下さい。長時間の冷却は機械に負担がかかり、故障の原因となりやすいので、御協力お願いします。オーバーナイトでセットしたい場合は、PCR9600を利用して下さい。

2-7.顕微鏡・写真撮影装置(Leica)
 顕微鏡は精密機械ですので、利用される方は注意をして下さい。基本的な操作法は、簡易マニュアルを用意していますので、そちらを参考にして下さい。「とりあえずいじってみる」というようなことは、決してしないで下さい。設定が狂ってしまうと、正確な観察ができなくなってしまいます。使用方法などで困った時は、施設職員に質問して下さい。

2-8.凍結切片作製装置(Leica,CM 3050S)
 刃物を使用する機械ですので、怪我をしないように十分に注意して下さい。替え刃は利用者が用意してください。施設でも用意しますが、1枚200 円となります。コンプレッサーへの負担を減らすために、未使用時は、凍結チャンバー内温度は−15℃、試料冷却機能はOFFになっていますので、使用前に希望温度に設定して下さい。(終了後、設定を元に戻して下さい。)
 自動霜取サイクルが、毎日午前4:00から8分間行われます。サイクル終了後4時間は、装置の使用ができませんので、ご注意下さい。どうしても上記時間内に使用したい場合は、自動霜取時間を変更して下さい。(終了後、設定を元に戻して下さい。)

2-9.核酸自動分離装置(クラボウ,PI-50α)
「プラスミド調製用プロトコール使用の場合」
 運転開始時のライン洗浄等で試薬消費の理由から、多検体処理の方が割得です。1回の処理サンプル数は、12,24,36,48のいずれかとなります。遠心操作を行なう際のバランスを取るために必要な措置で、もし大腸菌培養液が20本しか無い場合でも、あと4本は水を入れて24サンプル処理するという形になります。処理時間は12,24サンプルで約3時間、36,48サンプルで約5.5時間となります。処理の過程で,フェノールを含む廃液が装置内部のタンクに排出されますので,プラスミド回収時までに,指定の廃液タンクに廃棄してください。なお,遺伝子実験施設では,コスト削減のため、プラスミド調製用の一部試薬は施設側で自作しています。自作試薬を用いても,基本的には,シークエンスグレードのプラスミドが,調整可能です。
「マウステールDNA調整用プロトコール使用の場合」
各研究室で専用試薬キットを購入して下さい。(NR-201、約650 sample、¥43000)
処理時間は12,24サンプルで約2.5時間、36,48サンプルで約4.5時間となります。
「専用チューブに関して」
PI50α専用6連チューブは、施設側で,共通用として64個用意します。利用者が責任をもって、使用後,直ちに洗浄・滅菌・乾燥を行って,戻して下さい。洗浄不備によるコンタミネーション等が起こる場合があります。共通用チューブに関するトラブルは,利用者間で解決してください。これらの問題を避けたい場合や、処理数の多い研究室は、購入することを御奨めします。
(6連チューブ、PT-5000、64個入り、¥11500)

3 消耗品等の持ち込みが必要な機器
 当該機器を使用する場合に、利用者による消耗品等の持ち込みの必要な機器の例です。ここに示す機器以外にも必要な場合が出ることがありますので、事前に施設職員に確認して下さい。

【機器】                     【持ち込み】
核酸自動分離装置 KURABO,PI-50α         専用6連チューブ
ゲル撮影装置 bio-craft,MJ-300E           Floppy DISK
核酸増幅装置 Applied Biosystems,GeneAmp      PCR tube
Gradient PCR MJ Research,PTC-200          PCR tube
ルミノメーター berthold,MiniLumat LB 9506         専用チューブ
エレクトロポレーションシステム 日本バイオラッド,GenePulser II      cuvette
標本脱水置換装置 Leica,TP1020           カセット
動物用生化学自動分析装置 FUJIFILM,ドライケム3500V   専用カートリッジ
集細胞遠心装置 ThermoShandon,Cytospin4      フューネルスほか
凍結切片作製装置 Leica,CM 3050S          替え刃
パラフィン切片作製装置 Leica,CM 3050S       替え刃
パルスフィールド電気泳動槽 日本バイオラッド,CHEF-DRIII     泳動バッファーなど
ホモジナイザー撹拌装置 池本理科,60-079         ホモジナイザー

back