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021210:温暖化対策 EUが二酸化炭素の排出量取引市場を創設へ

 欧州連合(EU)の環境相理事会は9日、地球温暖化対策のための「京都議定書」にもとづく、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出量取引市場を創設することに合意した。欧州議会の承認が得られれば、2005年から試行運用に入る予定。英国などが国内取引市場を開設しているが、国際的な排出量取引市場は初めてとなる。

 排出量取引は議定書で各国に割り当てられた排出削減量の一部を取り引きできる制度。EUは08〜12年のCO2量を90年比で平均8%削減しなければならないが、EU15カ国の削減義務値はまちまちだ。大量に削減可能な国の分を域内の他国に回し、全体の数値を調整することが可能になる。

 議長国デンマークのシュミット環境相は「市場の創設によって最も効率よく削減することができるようになる」と述べ、世界初の大規模な取引市場への期待を示した。

情報源:毎日新聞、2002年12月10日]