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021207:市民風車、全国で回るよ エコ発電普及へ、ファンドを設立

 自然エネルギーの普及を目指し、市民が出資して風力発電を行う全国規模の「自然エネルギー市民ファンド」が7日、東京都内で設立される。市民が出資する風力発電所(市民風車)は昨年9月に北海道で第1号が建設された。新ファンドは全国的に市民風車を広げる中心となるもので、当面、03年に計画している秋田、青森両県の市民風車建設に向け4億円の出資を募る。

 市民出資による風車の建設は、ドイツやデンマークなど風力発電先進国で用いられている手法。新ファンドは、北海道で第1号を建設したNPO(非営利組織)の「北海道グリーンファンド」の鈴木亨事務局長、「環境エネルギー政策研究所」の飯田哲也代表が呼びかけ、5都道県の10市民団体が結集して発足する。発電した電力は電力会社に買い取ってもらい、その収益で配当する。

 当初は300万円の出資金でスタート。03年は秋田と青森に風力発電所(1500キロワット、総事業費各3億円)を造るため、1口10万円で出資者を募り、事業費の3分の2の計4億円を市民出資で賄う考え。04年度以降に首都圏、鹿児島県などで建設する計画だ。

 昨年9月に北海道浜頓別町で運転を開始した発電所(同1000キロワット、総事業費2億円)は、1口50万円で約280口の市民出資を集めた。北海道電力に買い取ってもらい、配当利回りは年2.5%を見込む。

情報源:毎日新聞、2002年12月7日