ご挨拶

環境保全センター長 藤井聡

昭和51年に山形大学環境保全センターは、医学教育・研究および医療の一翼を担う目的で医学部内共同利用施設として発足し、医学部内の有機系および無機系廃液の処理を手がけました。昭和56年には山形大学共同利用施設となり、名称も山形大学廃液処理施設に改められました。さらに、平成12年4月に山形大学環境保全センターとして発展的に改変されました。

近年、社会で使用される化学物質は、その種類および量が著しく増加しており、また、新しい化学物質も次々と開発されています。化学物質は、教育・研究・医療の発展のために大きく貢献しており、大学のみならず現代の社会生活に欠くことが出来ません。反面、有害危険性を持つものが多く、化学物質を取り扱う作業者の健康にさまざまな障害を与える恐れがあります。教育および研究活動を適切かつ積極的に進めるためには、化学薬品のリスクマネージメントに関して十分な知識が必要になります。当センターは、平成13年度に有機系廃液処理業務を、また平成20年度には無機系廃液処理業務を外部に委託するようになり、当センターの廃液処理業務は終了しました。これら経緯もあり現在は、全学的な薬品管理システムの構築や運用に関与するなど、化学薬品に関するリスクマネージメントに重点を移して活動しています。

当センターは学内の環境保全業務を遂行するのみならず、環境問題の研究・教育拠点として学内外に情報を発信する役割を果たすことを目的に活動しています。皆様、宜しくお願い申し上げます。