高度医療人研修センター医学部卒業後の医師のキャリアパスを考えると、市中病院独自で生涯にわたり研修できることには限りがあります。大学病院のもつ教育病院としての機能を十分に利用することが有効です。生涯にわたり研鑽を積む志の高い医師にその機会を提供するのが新設する「高度医療人研修センター」です。本センターは、県内医療機関で診療に従事する医師のより高度な医療人としての研鑽の支援を重視しており、そのためには山形県との連携が不可欠であり、平成22年度に開設した山形県寄付講座「地域医療システム」の中に開設いたしました。 |
mini情報
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利用の具体例
1.専門医資格の取得(図1):
抗がん薬治療の専門医資格を取るためには、日本臨床腫瘍学会の認定訓練施設で2年以上診療に従事する必要がありますが、山形県を例にあげると認定訓練施設は大学病院、県立中央病院、市立病院済生館の3施設しかありません。現実的には、その他の医療施設の医師が、県立中央病院や市立病院で2年以上の研修を行うことは困難であり、実際に抗がん薬を使って治療にあたっている医師が、経験を生かして専門医を希望しても資格を得ることは困難です。
山形大学医学部附属病院は、前述の日本臨床腫瘍学会認定訓練施設をはじめ、現在55の専門医・認定医資格取得のための研修・協力施設として認定されており、ほぼ全ての専門医・認定医資格取得のための研修が可能です。本センターでは、地域の病院で勤務する医師の希望に応じて附属病院の関連する診療科との調整を行い、医員として給与を得ながら、研修中の経済的な問題を心配することなくより専門的な研修する機会を提供します。
2.学位の取得(図2):
博士号取得のための相談窓口として、希望する研究の内容により関連する講座の紹介、調整も行います。新卒後臨床研修制度が始まった際に、多くの医師は博士号よりも専門医を指向する医師が多いとの報道が多くなされましたが、実態は必ずしもそうではなく、現在地域医療に従事している医師の中にも、より高度な医療を地域に提供するために、大学院で臨床研究を行い、自分の医師としての能力を高めたいというニーズは非常に高いことがわかってきました。
山形大学大学院には、社会人特別枠があり、市中病院に勤務しながらでも大学院に入学することが可能です。
実施事業等
◆高度医療人養成研修ニーズ調査結果
「高度医療人研修センター」を積極的にご活用いただくため、6月1日から6月30日までの一ヶ月間、山形大学医学部と山形県が共同で、県内の医療機関に対して、高度医療人養成研修ニーズ調査を行いました。調査用紙回収期限内に回答された内容をまとめた結果を掲載します。
関係機関におかれましては、お忙しい折、回答へのご協力を賜りありがとうございました。(2011.7.28up)
- 高度医療人養成研修ニーズ調査結果(
PDF)
◆山形医学研究セミナー20111 Chapter1 『臨床統計』
2011年6月4日開催。『研究デザインと統計学』の演題で山形大学医学部医学系研究科公衆衛生学講座の寶澤篤先生にご講演いただきました。学内外から多数の聴講者を迎え、好評の下に終了いたしました。次回のセミナーは秋頃の開催を予定しております。
関連資料
山形大学医学部関連事業/広報等
- 山形大学大学病院ニュース 「Health&Safety」 第22号掲載記事 2011年6月発行(
PDF) - 山形大学蔵王協議会だより 第15号 掲載記事 2011年5月発行(
PDF) - 高度医療人研修センター PR用パンフレット 2010年11月発行(
PDF)
山形県健康福祉部関連の資料
- 山形方式・医師生涯サポートプログラム 2010年12月発行(
外部サイト) - あなたを待っている人がいる(パンフレット) 2011年5月発行(
外部サイト)
連絡先
〒990-9585 山形県山形市飯田西2-2-2
山形大学医学部高度医療人研修センター
(山形大学医学部地域医療システム講座内)
電話/Fax:023-628-5958
023-633-1122(大学代表)
メール(担当:佐藤):


